せわしなく動く手。たくさんの会話。

文:ローレン・ドゥーラン

ブラジルからオランダへ移動してきたわ。

オランダ・ズーテルメールのガーデンマネージャー、ジャン・グラーフランドとサクラソウの収穫

ちょうどヨーロッパに到着した頃、オランダでサクラソウの収穫が始まった。
私は、ヴェレダ・ズーテルメールの“ネイチャーマネージャー”のジャンと一緒に駆けつけたわ。
ハチが音を立てて小さな黄色いサクラソウの周りを飛んでいたら、花摘みのベストタイミング。ここでは自然のサイクルで物事が動いているの。

せわしなく動く手。たくさんの会話。

2人で地球やサステナビリティ、健康についておしゃべりしながら、サクラソウの花を700グラムも摘み取ったのよ。

せわしなく動く手。たくさんの会話。

「ジャンあなたの仕事は何かしら?」

「私はガーデンマネージャー、自然を管理しています。時には大変なこともありますが、学ぶことがとても多い。ガーデンは私にとって先生のようなもの。働きながら学べるというのは素晴らしいことです。

このガーデンで働いて20年になります。長い間、成長の過程を見続け、自然がどう機能しているか理解することこそ、私の仕事なんです。

私にとって自然やハチ、鳥、植物を見守ることが重要で人間中心に物事を進めようとしないことが大切です。人間が知っていることは少ないですから。」

せわしなく動く手。たくさんの会話。

ジャンはオランダの昔ながらのワークブーツ“クロッグ”を履いて伝統を受け継ぐ

「このガーデンで働く時間が長くなればなるほど、私はどんどん謙虚になってきていると思います。
まだここが荒地だったころから、このガーデンは上手くいくとわかっていました。
共に成長してきたから、私とこのガーデンは強い絆で結ばれているんです。

私は自分がしていることに誇りを持っています。土にまみれ、地に足をつけて、地球と関わり合いながら忙しくしているのが好きなんです。
私の名前、グラーフランドは“地球を掘る”って意味なんですよ。だからこの仕事は運命のようなものです。」

せわしなく動く手。たくさんの会話。
せわしなく動く手。たくさんの会話。

ジャンとは何時間もしゃべっていられるの。オフィスで彼のギターに囲まれながらずっと話し続けたわ。

せわしなく動く手。たくさんの会話。

地球環境を救うにはどうしたらいいと思う?

「自分自身に問いかけなくてはなりません、これが自分にとって有益なことなのか、自然にとって有益なことなのか。自分自身を見つめなければなりません。自分中心に世界が回っていると思うのではなく、地球の一員として。私たちが普段している小さなことが、後々地球に大きな影響を与えることがあるのです」

せわしなく動く手。たくさんの会話。

「物事はとてもシンプル。“新しいクルマがほしい”とか“新しい家がほしい”これは全部“あなたがほしい”もの。つまりあなたの利益となるもの。自分ではなく、なにが自然や環境にとって一番いいのか考えたとしたら、それは地球全体の利益になるんです」

世界が私たちの周りを回っていると考えるのをやめて、自分を地球の一部と考えるべきなのかもしれないわ。
どうやって“言葉ではなく行動にすること”ができるようになるのか。
今も地球にやさしいことをしているつもりだけど、もっともっと何かできると思うの。

言葉だけじゃなくて、行動にできることはなんだろう?

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2019.06.15