肌に油分を与え、乾燥を防ぐ

私たちが使用する有機セサミオイルのほとんどは、メキシコ南部にある長期パートナーシップ関係にある地元ファミリー企業「セサハル」より供給されています。ここで行われているのは、生産に関わる人にも環境にも利益をもたらす持続可能なビジネスの理想形です。地理的多様性があるメキシコ・ハリスコ州の1300エーカーの土地に、200人を超える人々の手で最高級のセサミが栽培されいます。

信頼できるパートナーシップ

ヴェレダとセサハルのパートナーシップは、高品質な製品を消費者に届けること、地元農家の生活向上を促進すること、といったヴェレダが示す厳格な環境方針に重点をおいて発展しています。セサハルと契約した農家はオーガニックの条件に従って栽培を行い、収穫されたゴマはただちにセサハルの自社工場に届けられ搾油されます。農家の賃金は平均以上で、バナナやパイナップル、パパイヤなどの農園と並行してゴマ栽培を行い、追加収入を得ることができます。信頼できるパートナーシップは農家の未来を保証し、大都市のスラム街に移住するといった望ましくない状況を防ぐこともできるのです。

といっても、原料ビジネスは決して容易ではありません。私たちにとっては「注意力」こそ原料の調達と加工における重要事項で、栽培からパッケージングまでサプライチェーンのすべてがトレーサブルであることが絶対です。一般的なゴマとオーガニック栽培のゴマはきっちりと区別され、オーガニック栽培品は農園で収穫後、農家の手ですぐに「Organico Ajonjoli」というラベルがつけられます。オーガニックのゴマはラベルがつけられた状態でグアダラハラの搾油工場に届けられ、間違われることないようしっかり保管されるのです。

手作業で行うゴマの収穫

ゴマは主に手で収穫され、４～６人で1日に１エーカーほど収穫できます。この収穫量は労働対効果がいいとはいえず、生産効率を高めて農家の収入を増やすことは私たちの最初のチャレンジでした。これを叶えるために、2009年には3台の収穫機とトラクターが導入され、農家の生産性と収入の向上を実現しました。セサハルには2人の農業エンジニアもいて、農家とともに農園の工作を手伝い、収穫量向上のためのサポートを行っています。で土壌の質が改善されれば、ゴマの傍らにほかの作物を栽培して、農場をより豊かにすることもできます。現在、収穫は年1回ですが、将来的には2月から5月の乾燥したシーズンの二期作を行うことも可能になるでしょう。

このページの表記は、植物成分の一般的な性質を述べたものであり、製品の効果・効能を示すものではありません。

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