4月中旬、ドイツでは突然春の到来となり、やっとのことで冬が終わったのですが、それに先がけて家内が十日ほど休暇をとり、春先の庭仕事に精を出していました。 ひっこして初めての春を迎えるということで、①花壇をつくる②邪魔な木々を根こそぎ除去する③垣根をつくる④小さな池をつくる…と目標を定め、助っ人のコーネリアと家内は熱心に仕事を進めていました。庭仕事が小生の性に合わないことは周知の事実で、女性二人ではできない力仕事のみ手を貸すということになっていましたので②~④に小生に出番がありました。 垣根づくりでは、「市販の垣根は個性がない、オリジナルなものを作る」と言いだし、実家からシラカバの丸太を30本持ち出して小生が巨大な木製のハンマーで地面に打ち込み、そこへ②の邪魔な木の枝を編み込んで垣根にするという創作的なアイデア。半分ほどの高さまで編み込むことができましたが、1mの高さにするのはまだまだ時間がかかりそうです。
で、この作業中に冬眠をむさぼっていたあわれなイモリがのこのこ出てきたのです。なにか黒い物体がえらく緩慢な動きで前進しているのを家内が目ざとく見つけ、「なんだろう?トカゲかな?」と手のひらにとってみていると、コーネリアが「それ、トカゲじゃなくてイモリだよ」と反論。イモリなら、ともあれ水が必要ということでバケツに水と石を入れ、そこへイモリを移しますと嬉々として活発に動き出しました。一晩様子を見ようということで、葉のついた枝も入れてバケツの上部に網を張り、翌朝見ましたらまだ生きています。 それなら…と、できたての小さな池に入れてやると、どうしたわけか手足をバタつかせて溺れそうな具合です。「水が冷たかったのかな…だったら地面に上がりやすいように池のふちに枝をいれてやろう」と考え、枝を入れたのが正解だったようで、枝の上で日光浴をするようになりました。そしてその翌日、もう一匹のイモリがみつかり、これも池に放ちました。イモリはボウフラを喰うのですかね…
針鼠にはまだ出くわしていませんが、イモリが出てきたということで家内は大いに喜んでいます。写真のようにイモリが指に上ってきても何とも感じないタチで、「さすが田舎育ち」といいたいところですが、蜘蛛だけは絶対ダメで、前の借家では0,5~5センチのいろんなサイズの蜘蛛が出るたびに叫び声をあげていました。で、その都度小生が捕獲して屋外に放り出していたのですが、「イモリはOKだけど蜘蛛はダメ」という心理はどうも理解しがたいです。








