夜遅く、2週間にわたる日本出張からドイツに戻った翌朝、家内の実家のりんごの収穫に引っ張り出されました。りんごはドイツでは一年のしめくくりともいえる果物で、さらに今年は果物が全体的に豊作だったこともあり、一体どれくらいの収穫があるか興味がありましたので参加しました。メンバーは家内、家内の姉、そして小生の計3名。仕事の内容は「りんごの樹を揺さぶって実を落下させて集める」ということでしたので、てっきり相撲の稽古の柱相手の『鉄砲』のようなことをやるのかと思っていましたが勘違いでした。
作業は深い朝霧の中で始まり、『鉄砲』ではなく先端に大きな鉤の着いた長さ2メートルほどの棒を使うのです…
注意を払ってもどこから落下してくるか見当がつかないこともあり、結構大変です。
で、落下したりんごを拾い(長時間だと腰に負担がかかる作業です)袋に詰めて近くのりんご圧搾所に持ち込みます。
この日3人がかりで一時間ほどで二本の樹から収穫したりんごは370kg(!!)。100kg持ち込んで約550円の現金か、りんごジュースを4割引きで買えるクーポン券をもらえますが、価値的にはクーポン券をもらう方が有利になっています。ちなみに100kgのりんごから約50~70kgのジュースが取れるとのことでした。家内の実家のりんごはシドレ(cidre=りんごのスパークリング酒)に向いているという話ですが、酒が飲めない小生にとってはシドレもスパークリング酒も小生にとっては興味の対象外の最たるものです。
家に戻って一息ついていましたら、家内が柿を出してきました。柿がドイツのスーパーで買えるようになってからすでにかなり長い年月が経ちます…柿は味も色も形も非常に日本的な果実ですので自宅の庭に柿の木を植えることはできないかと、ふと思うのですが、同じ考えを家内も巡らせているようです。「ドイツは寒過ぎておよそ柿には向かない」と諦める前に、いろんな策を検討してみるつもりです。








