先月、家内と共に青森県を十日ほど周遊しました。
青森を初めて訪れたのは昨年5月で、所用で弘前に二日滞在しただけだったのですが、とても気に入りまして、ゆっくり時間をかけて再訪したいと思っておりました。
まず最初に3泊4日で青森市の中心地に滞在し、市内の観光名所を回ったあと、恐山に出向きました。高野山、比叡山とならんで日本三大霊場の一つということですが、高野山も比叡山も密教の聖地で樹々が生い茂っています。恐山はこれらの山とは様子が全く違い、地面のいたるところにある穴からイオウ(硫化水素)の臭いが漂い景観も異様です。恐山という名前がわかるような気がしました。
次の目的地は同じく3泊4日で八甲田山。著名な酸ヶ湯温泉があるのですが男女混浴ということで家内が柄にもなく怖気づきましたので温泉ではなくホテルを予約し、ロープウェイで山頂まで行ってハイキングでもするつもりだったのですが雪が積もっていてとても歩けないとのことで断念し、八甲田からバスで1時間のところにある奥入瀬渓流を散策することにしました。さすが人気が高い渓流だけのことはあって見どころが沢山あり、花はあまり咲いていませんでしたが、眼の前の小枝に止まったオオルリらしき鳥のさえずりを聴くことができたり、滝を見たりして石ヶ戸から子ノ口までの9kmにわたる散策道を十分堪能しました。
そのあと拠点を弘前に移し、十二湖へ向かいました。実際には12以上の池があるようなのですが一番有名なのが青池で、コバルトブルーの湖面が特徴です。生憎の雨天で湖面はコバルトブルーというよりは青緑にしか見えなかったのですが撮った写真はブルーに見えるのが不思議です。家内にそう言いましたら「私には青に見える。アンタの眼がどうかしてるんだ。老化現象の一つなんだよ」とたわけた返事をよこしたのにはうんざりしました。
青池までは結構観光客が歩いていたのですが、そこから先の散歩道はスニーカーでは歩きにくいせいか、我々夫婦の他は数人しか見かけませんでした。雨に濡れた新緑がひときわ美しく、ブナの自然林を満喫し、遠くにアカショウビンの鳴き声を聞くことができたのは幸運でした。また青森を訪れたいと思います。








