バイオダイナミック農法①:豊かな土壌とヘルシーな人々。
文:ローレン・ドゥーラン
バイオダイナミック有機農法のはじまり
「バイオダイナミック有機農法」は、とても壮大で神秘的な農法なの。だから今回は「ワラ・バイオダイナミック・ファーム」のロブさんにいろいろと教えてもらうことにしたわ。
1924年、「化学物質を使いすぎて土壌が悪くなってしまった」という悩みを抱えたドイツ人農場経営者たちが、ヴェレダの創業者、ルドルフ・シュタイナーのところを訪れたの。
この時にシュタイナーが彼らと共有した哲学が、今の「バイオダイナミック農法」の原理となっているのよ。
バイオダイナミック農法とは?
バイオダイナミックは、人工的にではなく、自然が元々持っているポテンシャルを引き出そうとする、一歩先を進む農業。そんな農法を実践することで地球に優しくなれる、という考え方よ。サステナブル(持続可能)なエコロジー、社会、そして経済を作る目的もあるわ。
「バイオダイナミック有機農法は単に技術のことを言っているのではない。地球と共存するための方法であり、信念でもある」ロブ/ワラ・バイオダイナミック・ファーム
バイオダイナミックとオーガニックの違いは?
バイオダイナミックはオーガニックの次のステップとも言われているそう。
科学的に合成された肥料や農薬を避けるだけでなく、動物やミネラル、ハーブ、さらには月の満ち欠けなど、地球と植物のリズムを考えて栽培していく農業方法。
堆肥はバイオダイナミック有機農法にはなくてはならないもの。
除草剤や農業用殺虫剤などの化学物質を使わず、微生物の力だけで害虫をコントロールするのよ。
今回は「牛の角を使ってつくる特別な堆肥」をご紹介しましょう。
これは牛糞などの堆肥をウシの角につめた、バイオダイナミックならではの肥料。これを秋から春にかけて土の中に埋めておくと土が活性化するの。これが種の発芽を促し、根を刺激して発育の手助けをして、さらに土壌の品質も向上くれる。
よりエネルギーの高い植物を作り出すためには?
まず大切なのは農法の質を上げること。
丁寧に育てた作物は、味が驚くほど良くなるの。もし機会があったらスーパーで買ったグレープと、バイオダイナミックガーデンで採れたてのグレープを比べてみて。風味が完全に違うことに気がつくはずよ。
次に、土の栄養素を高めること。
土の栄養素が高ければ、作物の栄養素も高くなり、私たちのカラダにもいい栄養素が入ってくるわ。
農家さんをサポートすることも大切ね。
バイオダイナミックの食物を購入することが、人間と地球の健康に取組んでいる農業経営者たちのサポートにつながるわ。
最後に、地球について考えること。
バイオダイナミックはサステナビリティ(持続可能であること)がとても大切。この農法を続けていけば、次の世代も、また次の世代も同じように健康な植物を育てられるの。
もしかしたら、地球温暖化を正すきっかけになるかもしれないということも忘れないでほしい。
バイオダイナミックとは、自分たちのルーツへ戻るもの。
つまり、農業用殺虫剤なし、人工肥料なし、成長促進抗生物質なしという、太古の人々が行ってきたやり方をもう一度復活させることなの。 この農法は着実に世界に広がっているわ。今では酪農場から野菜農園、ワイン農場、養蚕場に至るまで、50カ国以上が実践しているの。
忙しい中、時間を割いてバイオダイナミックに関する知識を教えてくれたロブとワラ・バイオダイナミック・ファームの皆さん、心から感謝しているわ。本当にありがとう!
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