あけましておめでとうございます。本年も拙文コラムをお読み下さいますようお願い申し上げます。
数日前の当地の新聞に「国際日の過剰現象:1月だけでおよそ50の国際日がある」という記事が載っていました。『国際移民の日』(1月第3日曜日)、『国際ハンセン病の日』(一月最後の日曜日)、『欧州データ保護日』(1月28日)はまだ意義があるように思えるが、『ドイツ・ヒットソングの日』(1月第3土曜日)や『国際リコーダーの日』(1月10日)、はては『国際イタリア料理の日』(1月17日)となってくると首をかしげざるを得ない。他の月も似たり寄ったりである。以前はこういった日というのは数人のカトリック教の聖人に関するものであったが1947年に国連が宗教的なカラーのない国際日を提唱したことがきっかけで(もちろんその第一号が国連の日)、『国際こどもの日』、『国際海の日』、『国際言語の日』、『国際トイレの日』など、多少なりとも意義がある国際日が続くようになった。しかし今日では『雑草の日』(3月28日:庭師ブロガーのご提唱)、『大麻常用者の日』(4月20日:常用者のご布告)、『熊の記念日』(6月26日:動物愛護協会の皆様方のご宣言)など、たわけた人間が自分の国際日を公布しなければならないと錯覚している状況になってしまった。ここまでくるともういくつかの国際日を撤廃しなければならない・・・というのが記事の趣旨です。
そして撤廃されるにふさわしい国際日が12ほどコメント付きで掲載されていまして、そのうちのいくつかを紹介します。まず『円周率の日』(3月14日)つまりπの日でしてπはご承知のように3,14ですので3月14日というのは覚えるのに都合がいいのですが、πは数学的定数ではあるものの3、14で終わらず小数点以下ずーっと続く数ですのでこの国際日は削除。次は『枕合戦の日』(4月1日)で2008年から国際枕合戦が公の場で催されるようになり、2016年には世界各国150の都市で行われベルリンでは2400人の枕戦士が参加したとあります。主催者側は「公共の場が減少していることを一般に認識させるため」ともっともらしいことを言っていますが、面白半分遊び半分の枕のぶつけ合いでは説得力はありません。さらには『国際睡眠の日』(6月21日)があり、夏至の日つまり一年の内で一番夜が短い日を睡眠の日とするのはユーモアを通り越してしまっている、冗談が過ぎるということで撤廃候補に挙がります。あと『国際卵の日』や『国際テレビの日』などが続きますがバカバカしいので省略します。
さて小生ならどういう国際日を提案するかと考えてみたのですが、どうも名案が浮かびません。ここしばらく数独(ナンプレ)にハマっていますので名称を『国際ナンプレの日』をとして、1から9までの数字を用いるので月日は1月9日で決まり・・・というのはあまり冴えないですね。








