Calendula
カレンドラ

ベビー肌をすこやかに守る万能植物
カレンドラは、別名マリーゴールド、ポット・マリーゴールド、コモン・マリーゴールドなどの名でも親しまれる美しい花を咲かせる植物です。治癒ハーブとしても観賞用植物としてもおなじみの人気の花ですが、類をみないほどマルチな効能をもつ万能植物で、そのヒーリングパワーに着目したヴェレダでは、80年以上にわたりカレンドラの栽培を続けています。
カレンドラは薬用植物としてはもちろん、その鮮やかに輝く花の美しさでも知られており、ギリシャ人やローマ人、インド人やアラブ人の間では観賞植物としても好まれています。中世後期にヨーロッパに伝来すると、カレンドラのオレンジ色の染料は織物、食物、化粧品などに幅広く用いられ、のちに食用や薬用植物としても定着していきます。
太陽からエネルギーを集めて
いきいきとしたカレンドラの成長は、水と火の要素から成り立っています。水の要素は、湿潤な茎や葉のみずみずしさ。茎や葉からは良い香りの樹脂が採取されます。火の要素は、まばゆいイエロー、オレンジ、赤の花色そのものから想像される太陽です。実際、カレンドラは太陽からたっぷりの光と熱を吸収しながら成長します。炎症を鎮めたり、皮膚組織の再生を促進したりといった有効成分を含むほかにも、カロチノイドやフラボノイドが外的環境に負けない強い肌を育む働きをします。カレンドラがこんなにも重宝される理由は、その活力と再生力をもって肌の健康を守り抜く、そのパワフルな植物力にあります。乾燥、炎症、ストレス過剰などでバランスが乱れた肌を落ち着かせて再生する作用もあり、まさに万能植物です。
肌をすこやかに育む植物力

鎮静させて再生する、というカレンドラの効能は、生まれたてのベビーや幼児のデリケートな肌にぴったりです。赤ちゃんや小さな子供の皮膚には、内臓の正常な働きを守るために、たっぷりの皮下脂肪をつけて保温と保護をするという役割があります。でも、幼い肌は急激な温度変化には対応しきれません。そこで、衣類による温度調節、ボディケアで温めてあげる、といった愛情あふれるお世話が必要なってくるのです。そんなときこそカレンドラの出番。生まれたての肌の抵抗力を高めてデリケートな肌を守ってくれます。
肌を再生し、保護するという効能の高さから、子供の肌の成長にカレンドラは不可欠であり、ベビー&チャイルドケアに欠かせない植物です。
上記は植物の一般的な性質を述べたもので、化粧品の効能を示したものではありません。