Citrus
シトラス

五感が目覚める香り
シトラスは格別な香りの持ち主です。五感をシャキッと目覚めさせ、頭をすっきりリフレッシュさせてくれます。シトラスは視覚にも嗅覚にもフレッシュで爽快。柑橘系の強い香りがシトラスという植物全体に染みわたっていて、小さな白い花にもアロマがあり、精油は果皮、果肉、独特の形をした楕円型の葉からも得られます。常緑中木であるシトラスの木は、香りだけでなく生命力も格別。一年中花が咲き、実がなり続ける植物はシトラスをおいてほかになく、1年で約1トンもの実をつけると言われています。このため何世紀も昔から、シトラスは高収穫作物として重宝されてきました。シトラスの原産地はインド北部ですが、中世にはすでに大陸を縦断し、今日では東は中国、西はスペインにまでその栽培地域は広がっています。肥沃な土壌と日光がある場所でよく育つシトラスは、寒さがとっても苦手。15℃から30℃が適温とされています。条件によってはシトラスの木は実に100年以上も生き続けるといいます。
ビタミンCの宝庫

苦くて酸っぱいシトラスがビタミンCの宝庫であることはとても有名です。昔から家庭では風邪の予防にレモン果汁が飲まれてきました。温めたレモン果汁にはちみつを加えて飲めば、気分がすっきりします。熟していればいるほど酸味は強く渋味も増しますが、そのぶんリフレッシュ感も倍増。内からも外からも活力がみなぎるようで、心身が元気いっぱいになります。
心と身体が元気になるオイル
果実から採れる精油や天然100%の果汁は、医薬品やトイレタリー製品に重要な成分です。バイオダイナミック農法で栽培したシトラスには、糖分、酸味、ビタミンが多く含まれるのが特徴です。肌だけでなく心にも働きかけるのもまた特徴。ここで採れたシトラスの貴重な精油は香りが濃厚なため、香りを嗅ぐだけで、明日もがんばろう、と気分を盛り上げてくれるはずです。
上記は植物の一般的な性質を述べたもので、化粧品の効能を示したものではありません。