Citrus
シトラス

シトラスの元々の原産地はインドの北部です。中世以来、西はスペインに、東は中国まで広がり、温暖湿潤な土地で何世紀にもわたり重要な作物とされてきました。シトラスの栽培には、土地が肥沃で、日光が豊富な15~30度くらいの土地が最適です。 シトラスは面白い特徴がある植物で、年間を通して白と紫の花の成長が果実の成長と同時に進みます。またシトラスはビタミンCを多く含んでいます。シトラスの果実から取れるエキスやオイルは、ヴェレダの製品の重要な成分となっています。
太陽をいっぱいに浴びたシチリア島のシトラス
シチリア島でシトラスを栽培するヴェレダのパートナー農家、フランセスコ・サラミタ氏は、農園のシトラスの木々を見上げると「まるで天井にかかる星のようだ」といいます。フランセスコ・サラミタ氏とコンセッタ・サラミタ氏は、バイオダイナミック有機栽培農法によるシトラス栽培を行うとともに、島内の約100戸の農家が所属するサラミタ協同組合を運営しています。サラミタ氏のシトラスは、糖分、ビタミン、酸味が、全て従来のものよりも多く含まれています。
サラミタ協同組合は、1976年にバイオダイナミック農法のデメター認証を取得、以来40年近く保持しています。今日ではシチリア島に広がる約2000ヘクタールの畑で栽培を行う100戸が、サラミタ協同組合に加盟しています。組合の本部はシチリア沿岸の北部にある小さな街、バルセロナにあります。各農家で収穫されたシトラスは、まずこの場所に集められ、その後別の場所へ運ばれますが、まず初めに、収穫されたシトラスは洗浄と選別をされています。人工保存料は一切使用していません。
エリキシールや医薬品に使用されるシトラス果汁は、圧縮後、冷凍もしくは殺菌処理されてから、無菌状態でボトル詰めされてヴェレダへ届きます。シトラス果汁だけで無く、エッセンシャルオイルも、香料としてヴェレダの様々なボディケア製品に使用されています。オイルの製造方法は特徴的なもので、精密なカミソリで皮を剥きながらシトラスを丸ごと圧縮するという方法です。この方法で100kgのシトラスからおよそ300gのエッセンシャルオイルが抽出できます。
このページの表記は、植物成分の一般的な性質を述べたものであり、製品の効果・効能を示すものではありません。