6月に2週間前倒しで夏が来た都合で晩秋も2週間到来というわけでしょうか、ここしばらく日中気温も15℃前後の日が続き、朝方などは吐く息が白くなります。庭の雰囲気も春先とは大きく変わり、さらに昨秋とも様子が違い、甚だ芳しくない状態となってきましたのでいくつか記すことにいたします。
まず特筆すべきは軒下に吊るしてあった四十雀の巣箱がモンスズメバチの巣になり、恐怖を覚える外観を呈していることです(写真参照)。春先から四十雀がよく出入りしていたのですが、数回産卵孵化したあと「空家」状態になったようで、そこにモンススメバチが侵入。巣が大きくなりすぎて巣箱の外にまであたかも液体のプラスチック樹脂が流れ出たような様相で不気味です。モンスズメバチはヨーロッパで一番大きなスズメバチでふつう2~2,5cmぐらい。「7回刺されると馬が、3回刺されると人間が死ぬ」などと俗に言われることがあるようですが、アレルギーのある人はいざ知らず、通常の人間にとっては当てはまらない戯言です。しかし「刺されると大変」という潜在的恐怖感は誰もが抱いていますし、かような不気味な巣を目の当たりにすると恐怖心は募るばかりです。
なおこのモンスズメバチ、かっては絶滅危惧種リストに掲載されていましたが、現在では単に保護種となっています。ということはヘタに処分するわけにはいきません。うまい具合に冬に女王蜂以外すべて死滅して同じ場所に巣を作ることはないということですので冬になってから巣箱を清掃するつもりです。なお家内が購入してレンガの上に置いてあった丸花蜂用の巣箱には、本人が鳥肌が立つほど毛嫌いする蜘蛛が出入りしております。
次は日本のキャベツです。ものの見事にナメクジに喰い荒らされてしまいました(写真参照)。全部で10個ほど順調に育ったのですが壊滅状態です。1個だけ被害の少ないのがあるのですが、食べれるかどうか不明です。ドイツでお好み焼きを食べるという夢はかくも儚く消え去りました。
不快なことはまだあります。階下の住人である学生カップルの雄猫(4歳)のマイキーが一カ月ほど前にクルマにはねられて不慮の死を遂げ、向かいの住人が少し前から飼っている2歳ぐらいの雌猫が、マイキーの後釜として拙宅の庭をうろつき出してから、さっぱり小鳥が来なくなりました。そもそも雌猫は小鳥と鼠を捕まえることに関しては雄猫よりもはるかに熱心で、しかも若い雌猫ということで好奇心旺盛の上にすばしこく、家内ともども腕を拱いてみているだけです。『対策なし』と家内は大いに落胆するばかり。晩秋~初冬に向けて大量の小鳥の餌を購入したのはどうやら早まったようです。
今秋、唯一の喜ばしいことは、リンゴが赤い実を十個ほどつけたことです。果肉は硬めで歯ごたえがよく、甘みはセーブされていて美味です。日本にいたとき好んで食べていた「国光」という銘柄のリンゴを思い出しました。ドイツで「国光」の味覚を思い出すとは…心境複雑です。
今秋、唯一の喜ばしいことは、リンゴが赤い実を十個ほどつけたことです。果肉は硬めで歯ごたえがよく、甘みはセーブされていて美味です。日本にいたとき好んで食べていた「国光」という銘柄のリンゴを思い出しました。ドイツで「国光」の味覚を思い出すとは…心境複雑です。








