4月中旬にシュトゥットガルト近郊のルードヴィヒスブルク (Ludwigsburg) という街の大きな庭園で「藁の世界」という催し物があり、どのような催し物なのか見当がつきませんでしたので興味がてら訪れてみました。
まず会場の入り口で目についたのがチラシにある「アイデアと発明」というサブタイトルで、「藁」と「アイデア+発明」というのがどうしても結びつきません。「はたしてどんな催し物?」と訝りながら会場に入ると、見事に肩透かしをくらいました。
つまり過去の発明物(電話、電球、自転車、コーヒーミルなど)を藁で大々的に表現したもので、いづれも労作ですが、藁とは直接関係ないものです。
折からイースターでしたので、イースターのシンボルであるウサギと卵の作品もありました。
作品によってはリンゴがあしらわれているのが不思議だったのですが、藁ばかりでは色が乏しくアクセントがないということで赤や黄色のリンゴが用いられたということらしいです。「じゃあなぜリンゴなの?」ということになるのですが、この州ではリンゴがよく獲れ、しかも夏リンゴ、秋リンゴ、冬リンゴとあって種類も豊富。リンゴに関する興味深い事柄(歴史、栽培、特徴など)をパネルに記していたるところに設置してあり、郷土の果物を入場者に改めて認識してもらおうという意図は十分に感じ取ることができましたし、リンゴに疎い小生にとってとてもいい勉強になりました。
ひととおり会場を見て回って思ったのですが、何かこうインパクトに欠けるような気がします。どうしてかな?と、しばし考えたのですが、ハタと思いついた理由が「食べ物に関するイベントではないから」です。昨秋のキャベツ祭も、一年前のチーズ祭も、さらにその前のチョコレート祭も食べ物に関連するイベントでした。
会場の片隅に夏のイベント「砂の芸術」の予告がありました。実物そのもののダイレクトな予告で宣伝効果絶大です。このイベントを見てまたもやインパクト不足を感じるようなら、小生は食べ物に関するイベントのみ訪れることにした方がよさそうです。








