趣味で自宅の庭で野菜や果物を栽培する友人がいまして、この人が昨秋12kgという大きなカボチャを収穫しました。これまた巨大なズッキーニと並べて自宅の階段の踊り場にしばらく飾ってあったのですが、もうそろそろ食べないといけないというので、知り合いをまとめて招待してカボチャを賞味しようということになり、十日ほど前に小生を含む男性二人、女性一人、幼稚園児二人、そして友人自身、合計6人が友人宅の台所に集まりました。
で、12Kgのカボチャなのですが日本でよく見る深緑色のものではなく、ごく淡い青緑色で友人の説明によればハンガリーのブルー・カボチャという種類らしい。さあ、これをどう料理するのかな…と思っていましたらスープにするというのです。カボチャというのはドイツ人にはあまり馴染のない野菜で、野菜として食べることは少なく、ほとんどスープにして食されるといいます。
まずは切らなければ事が始まりませんので、大きな包丁を持ち出し、恭しく二つにパカッと割りました。コラム:写真中心部と種を取り除き、分厚い皮を切り取って3cmぐらいの角切りにし、鍋に入れて煮ます。軟らかくなったところで、友人はまだ十分に熱い鍋にじかにハンドミキサーを入れて攪拌し始めました。そしてあっという間にカボチャ・ピューレのスープの出来上がり。これに塩、胡椒、擂り生姜を加えたのですが生姜のスパイスがうまく効いてなかなかの美味。12kgのカボチャ1/4で大人4人、子供二人が満腹になりました。
当地ではホッカイドーが小ぶりのカボチャの代名詞になっていて知名度も高く、ホッカイドー=こぶりのカボチャということになっています。「ホッカイドーに行ってきた」というと、「え? ホッカイドーってあのカボチャのことでしょ?話がよくわからない。いったいどうやって行ったのよ?」などとマジで訊かれるほどです。当地のホッカイドーカボチャは皮が橙色のものが多く、重さも1kgからせいぜい2kgぐらいで皮が薄く、皮をむかずにそのまま調理でき、一回の料理に使うのに適当な大きさということで人気を博しています。
カボチャに詳しい友人の話では、毎年ルードヴィヒスブルク(Ludwigsburg)というシュトゥットガルト(Stuttgart)の近郊の街で、世界最大のカボチャ展が催されるということです。今年は9月3日~11月7日まで開催され、巨大なカボチャをくりぬいてボートに仕立て、水上レースを行うカボチャのボートレース(9月19日)、重さを競う巨大コンテスト(ドイツ産10月3日、ヨーロッパ産10月10日、今までの最高値はドイツ産で617kg、ヨーロッパ産が659kg!⇒ただしこれらの化け物カボチャは食用には向かないと思います)などのアトラクションがあり、面白そうです。この時期にドイツにおいでの方、ぜひLudwigsburgまで足を伸ばしてみてください。








