チャカラガーデンの 環境と人に優しい農作物。
文:ローレン・ドゥーラン
今回はブラジルのバイオダイナミックガーデンを訪ねたわ。
ヴェレダ・ブラジルの40以上もの医療植物の管理を任されているチャカラガーデンの農園家、モアシル・コパーニ。
モアシルは兄弟のパウロとともにこの土地を任されているの。彼の父親はここに植物を植えて、初めてガーデンをスタートした人。もう80代なのに、今でも息子たちと一緒に3人で収穫をしているのよ。
ヴェレダ・ブラジルは1959年、グードルン・バーカード医師と彼女の夫のペドロ・シュミットによって設立されたの。
ワインの産地で有名なサンパウロのサン・ロケに引っ越して医療用ガーデンを作った。それを引き継いだのがフリードリック・ミューラー、1970年代にヴェレダ・ブラジルを発展させた人物よ。
ミューラーはこのガーデンを、独自の方法でバイオダイナミック農法を推進するモアシル・コパーニ・ジュニアのチャカラガーデンと繋げようと考えていた。
しかし、チャカラガーデンにミューラーの植物が運ばれてきたまさにその日、ミューラーは心臓発作で倒れてしまったの。まるで彼の仕事はすべて終わって、コパーニ一家にこのガーデンを託すことが運命だったかのように。それからは一家が代々このガーデンを運営しているの。
「従来の農法を否定しているわけではない。2つの農法の違いを人々に知ってもらいたいんだ。農家は質の高い作物を作る方法を知っている。でも、卸先が農家に一定の期間内に一定の生産量を要求すると、農家は必死で収穫量を守ろうとする。それがどんな育て方になろうとね。こういったシステムの中に取り込まれてしまうと別の方法を試してみたり、作物のために何か変化を加えたりする余裕はなくなってしまう。」ロドルフォ・シュライアー(ヴェレダの科学薬剤師であり、チャカラにあるヴェレダのバイオダイナミックを認定する公式責任者)
このシステムを打ち破る方法は?
ヴェレダが農家の人々とパートナーシップを組んだら、害虫や病気の発生を抑えるための“自然な方法”を教えているの。なるべく環境にダメージを与えないためにね。
実は、ヴェレダは「ヴェレダ認定」されていない農家とでもパートナーを組むようにしているの。認定できるようにサポートしたり、時には経済的なバックアップや科学的な手助けも行なっているの。農学者が現地で指導したり、定期的に土壌や植物をチェックしたりして、正しい栽培方法を伝えているのよ。
ガーデンを巡りながら、農園家のモアシル・コパーニにお話を聞いた。
あなたの仕事で一番好きなところは?
「種まきから収穫まですべてが好きです。全部が重要な課程で、楽しんでやっています」
人間が健康的な生活を送るために一番重要なことはなんだと思いますか?
「自分が普段使う製品の、原料となる植物の品質が大切だと思います。バイオダイナミックやオーガニックの農法で作られている製品は、化学物質が一切含まれていません。有害物質や化学物質は単に植物にとって害となるだけでなく、人間や環境とってもよくない。私たちは品質と栄養価が高いものを提供することで、人間がより健康的な生活を送れるようになると思っています」
人間と植物はつながっている部分があると思いますか?
「私たちは同じ生き物。植物も、愛をもって接することが必要です。栄養を与えたり、語りかけたりしていくうちに、植物の発育状況を感じ取ることができるんです」
なぜこれほどこのガーデンに入れ込んでいるのですか?
「それは私がこのガーデンを愛しているからです。本当に心から。私がかつてまだレンガ職人だった頃は、朝起きてなにかをするのが辛かった。でも、ミラー医師とともに彼のガーデンで働き始めたら、働くことが好きになりました。自分のしていることが大好きで、働いているという感覚もありませんでした。それに、朝起きることが苦痛じゃなくなったんです」
“環境と人に優しい作物” を増やすには?
変化を起こすのは私たちの力よ。どの製品を購入するか、それはあなたの選択次第。オーガニックもしくはバイオダイナミックな製品を選んだら、その原料を作っている農家を経済的に支え、環境に配慮した製品づくりに賛同することになる。
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