生後3ヶ月~の赤ちゃんとの遊び方とは?成長に合わせた知育遊びをご紹介
生後3ヶ月を過ぎた頃から、赤ちゃんの首は徐々に座りはじめてきます。首が座ってくると、抱っこやお着替え、授乳などのお世話がしやすくなってきますよね。
また、赤ちゃんが笑いはじめるのもこの頃。泣いたり笑ったりという感情表現が見られるようになってくるため、一緒に遊ぶのもますます楽しくなってきます。
赤ちゃんとのスキンシップのとり方は、成長に合わせて少しずつ変化していくもの。
今回は、生後3ヶ月以降の赤ちゃんと一緒にしたい成長に合わせた遊び方をご紹介いたします。
生後3ヶ月頃
首が座りはじめ、笑顔を見せるようになるのに加え、聴力が発達し、家族の声やおもちゃの音が聞こえる方に顔を向けるようになります。
また、動くものを認識し始めるため、自分の手をじっと見つめたり、舐めてみたりといった動作も見られるように。
・ぱちぱち遊び
まずは赤ちゃんの顔の前で両手をぱちぱちと優しく叩き、音と動きを認識させましょう。
続いて、赤ちゃんの左右や上に手を移動させ、さまざまな方向からぱちぱちと音を鳴らします。「おててはどこかな?」「こっちにあったね!」と声をかけたり、音が出るおもちゃを使ったりするのも良いですね。
・ぬいぐるみ遊び
生後3ヶ月の赤ちゃんは、何もかもがはじめての連続です。様々な素材のぬいぐるみを並べて感触の違いを楽しんでもらうと良いでしょう。ですが、手にしたものをすぐに口に運んで舐めたり噛んだりしてしまうので、注意が必要です。もし赤ちゃんが口に入れてしまっても大丈夫なように、小さいサイズものは避け、大人の手のひらサイズ以上のぬいぐるみで遊ぶのがよいでしょう。
・ボール遊び
生後3ヶ月では徐々に動くものを目で追えるようになるためボール遊びも良いでしょう。
注意点として、まだ普通のボールを片手で掴むことは難しいため、オーボール等の掴みやすいものを使用するとよいでしょう。
生後4ヶ月頃
体の筋肉がさらに発達し、背骨もしっかりとしてくるこの頃。体をねじったり、自分の足を手で掴んだりといった動きができるようになってきます。
周囲への好奇心が増し、さまざまなものに手を伸ばしては、口に入れて確かめるように。
・寝返り遊び
赤ちゃんが体をねじりはじめたら、片方の足を持ち上げ、お尻を支えて寝返りを手助けしてあげましょう。
赤ちゃんの自然な動きに合わせて少し力を貸してあげれば、コロンと寝返りを打つことができるかもしれません。
・ゆらゆら遊び
仰向けに寝そべって、おなかの上に赤ちゃんを座らせましょう。両脇を支えて、「どんぶらこ~どんぶらこ~」と言いながら左右に揺らしてあげると喜びます。また、バランスを取ろうとすることで、寝返りやおすわりに必要な力を養うこともできます。
・ごろんごろん遊び
赤ちゃんを寝そべらした状態で、左右に「ごろんごろん」と優しく揺すりましょう。やりすぎは禁物ですが、程よくしてあげることで楽しいうえに体の筋肉も鍛えることができる遊びです。
・いないいないばあ遊び
手で顔を隠す方法が一般的ですが、それだけでは単調になりやすくなってしまいますよね。そんな時は、カーテンの陰などに体全体を隠し「ばあ」と顔をのぞかせたりしましょう。また、いないいないばあは神経回路を鍛えることにも繋がるので定期的にやってあげるとよいでしょう。
・にぎにぎてんこてんこ遊び
赤ちゃんを抱っこして向かい合った状態でする遊びです。赤ちゃんの顔の前20㎝ほどの距離で手のひらを「にぎにぎ」してみたり、軽く開いて左右に回転させて「てんこてんこ」してあげることで、赤ちゃんも真似して手を動かすようになります。
いかがでしたか?
生後3か月以降、首が座りはじめた赤ちゃんととりたいスキンシップをご紹介しました。
ただし、赤ちゃんの発育に個人差が見られるようになるのもこの頃。他の子と比べて焦ったりすることなく、我が子の成長に合った方法でスキンシップをとるようにしましょう。
赤ちゃんとのスキンシップやコミュニケーションは、体や心の成長を助ける大切なポイントです。笑顔で声を掛けながら、たくさん遊んであげてくださいね。