ローズマリー保護プロジェクト

ローズマリー保護プロジェクト

ヴェレダがキープラントとして製品に生かしてきた「ローズマリー」。その恵みを未来へつなげるために始まった、新たなサステナブルプロジェクトをご紹介します。
ローズマリー保護プロジェクト

古くから人々に親しまれてきたハーブであるローズマリー。体を内側から温めて血行を促進し、消化を助け、リフレッシュにも効果的です。その清々しい香りは、疲れた心にもそっと活力を与えてくれます。

ローズマリーは、ヴェレダのヘアトニックやヘアオイルなどにも使われているキープラントのひとつ。ヴェレダでは、スペインやポルトガル、北アフリカなどの自然豊かな土地で育つ野生のローズマリーを、長年にわたって大切に調達してきました。

しかし近年、気候変動の影響により、その自生地は減少の危機に。そこでヴェレダは、環境への負担を軽減しながら将来の供給を守るため、フランスで新たにローズマリーの栽培を開始しました。自然と調和しながら未来へとつなげていくために、持続可能な取り組みを続けています。

 乾燥に強い品種の選定

気候変動によって雨の少ない地域が増える中、ヴェレダでは水が少なくても元気に育つローズマリーの品種を選び、環境に無理のない栽培を進めています。

 植物を無駄にしない、循環型のものづくり

ローズマリーのオイルを抽出した後に残る葉や茎も、私たちは大切に活かしています。それらは堆肥として生まれ変わり、再び畑へ。自然の恵みを次の栽培へとつなげています。

 農家とともに育むサステナブルな未来

現地の農家の方々が自分たちで質の高い堆肥を作れるよう、専門的なトレーニングも行い、地域全体が育つ仕組みを整えています。⁣そして、2030年までに栽培面積を100ヘクタールに広げ、年間ローズマリーオイル需要の50%を自社栽培でまかなうことを目指しています。

私たちにとって重要なのは、天然のローズマリーの生態系への負担を軽減し、将来のローズマリーオイル供給を確保すること。自然とのパートナーシップを大切にしながら、ローズマリーの恵みを次世代へと受け継いでいきます。

植物とともにある美しさを、これからも。