アイクリームの正しい塗り方・使い方!塗る場所やタイミングも解説

アイクリームは、目元ケアに特化したスキンケアアイテムです。まだ若い20代から使うことで、美しい目元をキープできます。しかし、どのタイミングでどこにつけるのか、塗り方は合っているのかと疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

今回は、アイクリームの正しい使い方に関して、塗り方やポイントを解説します。塗る範囲や適量、効果的な塗り方の詳細を見ていきましょう。アイクリームを最近使い始めたばかりで正しい使用方法に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

アイクリームの使い方とは?

まずは、アイクリームの基本的な付け方をおさえておきましょう。塗る場所や範囲、使用量について紹介します。

塗る場所・範囲

目元全体からこめかみまで、いわゆるゴーグルゾーンがアイクリームを塗る箇所です。

ゴーグルソーンとは?
眉上や上まぶたからこめかみ、鼻骨の上、目の下から頬骨の上までを含める範囲

アイクリームは、トラブルが出やすい部分にだけ塗れば良いわけではありません。目のまわり全体をカバーするゴーグルゾーンをケアしましょう。

塗る量

塗る量は米粒大ほどが基本です。

量が少なすぎると塗ったときに摩擦が起こり肌にダメージを与えてしまいます。効果を十分に発揮させるために少量で済まそうとせず、適量を守って使用することがポイントです。

アイクリームの効果的な塗り方

アイクリームの効果を最大限引き出すためには、基本のつけ方を押さえておくことが大切です。手順ごとに効果的な塗り方のポイントをチェックしていきましょう。

STEP1:アイクリームを手に出し温める


アイクリームは温めると肌になじみやすくなります。適量を手の甲にとり、体温で温めましょう。

出してすぐの状態はアイクリーム自体が固くなっていることがあり、体温を加えると肌になじみやすくなります。成分が肌の角質層までより浸透しやすくなるため、効果を得やすくなります。

STEP2:まぶたと目の下にアイクリームを6点置きする

ゴーグルゾーンにアイクリームを6点置きして塗っていきましょう。

ゴーグルゾーンの目元からこめかみの部分までカバーできるよう、まぶた3ヵ所、目の下3ヵ所に点置きします。

アイクリームを6点置きする理由
効果を最大限に発揮するためには、アイクリームをムラなく塗ることが大切です。手に塗った状態でいきなり全体に広げると、一箇所に多くついてしまいムラができてしまいます。また、一箇所に置くと塗り広げるときに力が入りやすくなります。肌への摩擦を抑えるためにも少量ずつを。

STEP3:目尻→下まぶた→目頭→上まぶた→目尻と広げる

薬指を使い、なでるイメージで優しく広げていきましょう。

【アイクリームを塗り広げるやり方】


  1. ①下まぶたの目尻から目頭に向かってなじませる

  2. ②目頭から目尻に向かって上まぶた全体を塗る

  3. ③上まぶたからこめかみに向かって広げる


強く擦りすぎるとダメージの原因になるため、優しく塗り広げることがポイントです。人差し指や中指などは力が入りやすく加減が難しくなります。薬指だと力が入りにくいため優しく塗り込むことが可能です。

細かい部分までアイクリームを行き渡させるコツ
もう一方の手でこめかみ部分を軽く引っ張りながらなじませましょう。シワになって折りたたまれている箇所にもアイクリームの成分を届けられます。

STEP4:優しくピアノタッチでアイクリームを浸透させる


なじませたアイクリームが密着するように薬指の腹でトントンと優しくたたきこみましょう。

優しくたたきこむことで血行促進にもつながり、マッサージの効果もあります。塗るときと同様に、優しく触れるために薬指を使うことがポイントです。なお、指の腹を使い、爪を立てないように注意しましょう。

指に残ったアイクリームは、二重に塗り重ねると無駄なく効果的に使えます。また、目元ではなく別の場所にも使用できるため、気になる部分に塗っても良いでしょう。

アイクリームはいつ塗る?

つけるタイミングは、乳液のあと、基本的には夜だけ使うアイテムです。

使う順番は、化粧水→乳液→アイクリームとなります。油分が多いアイテムであるため、スキンケアの仕上げとして最後に使いましょう。

また、アイクリームは1日何回も使わず、夜だけ使用することが基本です。アイクリームは浸透するまでに時間がかかるアイテムのため、朝のスキンケアで使用するとメイクが崩れやすくなる可能性があります。

アイクリームを朝に使用する場合
反射パウダーが配合されていてクマを隠すような化粧効果があるものや、むくみを解消するアイテムなどを選びましょう。肌になじんでからメイクをはじめ、べたつくときは軽くティッシュオフするひと手間が必要です。

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アイクリームの塗り方のポイントと注意点

適切な目元ケアには、正しい方法でアイクリームを使うことが基本です。最後に、アイクリームの塗り方に関してポイントと注意点を確認していきましょう。

力をいれすぎない・こすらない


アイクリームを塗る際は、優しく触れることが大切です。

目元は皮膚の中でも一番薄い部分となっています。力をいれすぎて強くこすってしまうと摩擦が起こり、色素沈着やくすみ、シワなどの原因となり逆効果です。

目元に優しく触れて、こすらずになでるようなイメージでケアしましょう。

使う量は適量を守る


使用量が多すぎても少なすぎても、適切な効果を発揮できません。

量が少なすぎると摩擦の原因となり、逆効果になる恐れがあります。アイクリームを節約しようと量を少なくすることは避けましょう。

反対に、より効果を得るために多く塗布すると、目の中にアイクリームが入ってしまう可能性があるため危険です。米粒大を基準とし、製品ごとに推奨されている使用量を確認して適量を使用しましょう。

効果が出るまでに数ヶ月かかるので毎日継続して使用する


効果が出るまでには、1~3ヵ月程度かかります。

アイクリームは、使用してすぐに効果が実感できる即効性のあるアイテムではありません。目元のハリをキープできる、クマが気にならなくなるなどの効果が出るのは、使用を開始してから1~3ヵ月経過してからです。

効果が実感できないからといって数日で諦めたり、使用する頻度を少なくしたりせず、毎日継続して数ヵ月は使用を続けましょう。

アイクリームの塗り方まとめ

アイクリームは、目の下や気になる部分だけでなく、ゴーグルゾーンと呼ばれるこめかみから目元全体に使用するアイテムです。米粒大ほどが適量とされ、多すぎても少なすぎても十分な効果は発揮されません。

目元に点置きしたアイクリームを、目尻→下まぶた→目頭→上まぶた→目尻の順で優しく広げましょう。強くこすると摩擦の原因となるため、なでるように優しく触れることがポイントです。

目元は皮膚が薄くデリケートな部分です。力をいれすぎず、毎日継続してケアをしていきましょう。