敏感肌の正しいスキンケア方法とアイテム選びのポイントを徹底解説
敏感肌は皮膚のバリア機能が低下して少しの刺激で赤みがでたり、ヒリつきがでたりする状態です。かゆみや乾燥といったさまざまな肌トラブルが起きやすくなるので、改善したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、敏感肌の正しいスキンケア方法やアイテム選びのポイントを解説しています。スキンケア以外で気をつけたいことも紹介していますので、敏感肌でお悩みの方は参考にしてください。
・敏感肌の正しいスキンケア方法がわかる!
・敏感肌におすすめなアイテム選びのポイントがわかる!
・スキンケア以外で敏感肌の改善につながる方法がわかる!
目次
- 1-1.
- クレンジング
- 1-2.
- 洗顔
- 1-3.
- 保湿
- 1-4.
- 日焼け止め・メイク
- 2-1.
- 配合成分が少ないアイテムを選ぶ
- 3-1.
- 栄養バランスのよい食事を心がける
- 3-2.
- こまめに水分補給をする
- 3-3.
- カフェインやアルコールは控える
- 3-4.
- ストレスを避ける
- 3-5.
- 質のよい睡眠を確保する
敏感肌の正しいスキンケア方法
敏感肌とは皮膚のバリア機能が弱まっている状態です。少しの刺激でも、以下のような肌トラブルを招きます。
- 赤みやヒリつき
- かゆみ
- ニキビ
- かぶれ
- 乾燥
紫外線や汗などの外的要因や、睡眠不足や生活習慣の乱れなどの内的要因が、敏感肌になる原因だといわれています。肌が敏感になっているときは、次のようなシンプルなスキンケアを心がけるのがポイントです。
- 1.クレンジング
- 2.洗顔
- 3.化粧水
- 4.乳液(クリーム)
美容液やフェイスパックなどのスペシャルケアは、肌への刺激となる可能性もあるので、スキップしてもよいでしょう。
ここからは、それぞれのスキンケアの正しい方法を解説していきます。
クレンジング
敏感肌のスキンケアで重要なのは、肌にできるだけ刺激を与えないようにすることです。アイメイクやリップなどの落ちにくいポイントメイクは、あらかじめ専用のリムーバーで落とし、肌をこする回数を減らしましょう。
クレンジング剤は、肌への刺激が少ない下記のタイプでおすすめです。
- クリーム
- ミルク
- ジェル
クレンジングは、以下の手順で行いましょう。
- 1.適量のクレンジング剤を手に取る
- 2.手のひら全体に広げる
- 3.顔全体に優しくなじませる
- 4.メイクが浮き上がってきたらぬるま湯ですすぐ
全工程において、肌をこすらないように優しく行うのがポイントです。また、熱めのお湯を使用するとうるおいを保つ皮脂まで流れてしまうので、水かぬるま湯で洗い流してください。
クレンジングのやり方は下記の記事で詳しく解説しています。あわせてチェックしてください。
洗顔
洗顔は肌への摩擦を減らすことを意識して、以下の方法で行いましょう。
- 1.洗顔料をしっかりと泡立てる
- 2.指先が直接肌に触れないようにして優しく洗う
- 3.よくすすぐ
- 4.清潔なタオルで水分を拭き取る
洗顔料をよく泡立て、泡越しに洗うようにすると、指先が直接肌に当たるのを防げます。
洗顔料が残ったままだと赤みやヒリつきの原因となります。丁寧にすすぎましょう。洗顔料が残りやすいフェイスラインや髪の生え際は、とくにしっかりとすすいでください。
洗い終わったらゴシゴシとこすらず、清潔なタオルを軽く押し当てるようにして水分を拭き取ります。
保湿
皮膚が乾燥するとバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなります。洗顔後は急激に肌の乾燥が進むので、とくに乾燥肌の人は、洗顔を終えたらすぐに化粧水をつけましょう。
保湿する際は、コットンではなく手で化粧水を塗るほうがおすすめです。摩擦によるダメージが起きにくく、肌を傷めずにケアできます。
なお、肌にうるおいを与えようとして化粧水をつけすぎるのはよくありません。
過度に保湿されると角質層のバリア機能が低下して、敏感肌を悪化させる原因となるからです。どのスキンケアにも共通することですが、適量を守って使用することが大切です。
化粧水をつけたあとは乳液かクリームを必ず使用し、化粧水で得たうるおいが逃げないように蓋をしましょう。
化粧水・乳液の使い方やつけすぎるとどうなるかについては、以下の記事でも解説しています。
日焼け止め・メイク
紫外線や花粉などの外的要因も敏感肌の原因となるので、避けることが大切です。外出時は日焼け止めを塗り、花粉の時期はできるだけファンデーションやパウダーをつけて、花粉が顔に付着しないようにするのがポイントです。
なお、日焼け止めはSPFやPAの数値だけで選ぶと、肌への負担が大きくなる可能性があります。日差しが強い場所でなければ、SPFは30程度のもので十分でしょう。
敏感肌のスキンケアアイテム選びのポイント
敏感肌を改善するには、なるべく負担が少ないアイテムを選ぶことも重要です。アイテム選びのポイントを、3つ紹介します。
- 配合成分が少ないアイテムを選ぶ
- 保湿力が高く肌バリア機能を高める成分が配合されたものを選ぶ
- パッチテスト済みなどの表記があるアイテムを選ぶ
それぞれについて、くわしく説明します。
配合成分が少ないアイテムを選ぶ
配合されている成分が多いほど、肌に合わない可能性も高くなります。敏感肌の方には、成分が少ない、シンプルな商品がおすすめです。購入する前にパッケージの成分表を確認しましょう。
また、以下の成分は防腐剤や香りをよくする目的で使用されますが、敏感肌の方にとっては刺激となる可能性があります。避けたほうが無難といえるでしょう。
- エタノール
- パラベン
- 着色料・香料
肌に優しいイメージのある植物エキスや精油も、さまざまな成分が配合されているので、注意したい成分です。
ただし、植物エキスのなかでもチャ葉エキスやローズマリー葉エキスなどは、敏感肌の方でも刺激になりにくいとされています。このように、肌への負担が少ないものもあるので、すべてダメだと決めつける必要はありません。
保湿力が高く肌バリア機能を高める成分が配合されたものを選ぶ
肌の乾燥が原因で敏感肌になっている場合もあります。肌の乾燥対策には、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分がおすすめです。
セラミドは細胞間の水分を保持する役割があり、バリア機能を高めてくれます。ヒアルロン酸もお肌のうるおいを保つ、保湿力の高い成分です。商品を選ぶ際は、この2つの成分に着目してみてください。
パッチテスト済みなどの表記があるアイテムを選ぶ
スキンケアアイテムを選ぶ際は「パッチテスト済み」や「アレルギーテスト済み」と表記されている化粧品がよいでしょう。これらの記載があるアイテムは、開発段階で肌への刺激性またはアレルギー性のテストが行われています。
ただし、記載があれば絶対に大丈夫というわけではありません。まずは少量で試すと安心です。万が一反応が生じたときを考慮して、目立たない場所に塗布しましょう。
敏感肌のスキンケアにおすすめのアイテムなどは、下記の記事でも紹介しています。あわせてお読みください。
敏感肌を改善するためにスキンケア以外で気をつけたいこと
生活習慣が乱れると肌のターンオーバーも乱れ、肌トラブルが起きる可能性があります。この項目では、敏感肌を改善するためにスキンケア以外で気をつけたい5つのポイントを、それぞれ解説します。
- 栄養バランスのよい食事を心がける
- こまめに水分補給をする
- カフェインやアルコールは控える
- ストレスを避ける
- 質のよい睡眠を確保する
栄養バランスのよい食事を心がける
スキンケアは外側からのケアです。敏感肌の改善には、スキンケアだけでなく、食事で必要な栄養を取り入れる内側からのケアも重要です。食事によって栄養素のバランスが整うと、ターンオーバーが正常化し肌の水分量が上がる効果も期待できます。
下記に、敏感肌におすすめな食材と肌への効果をまとめました。毎日の食事で意識して摂取し、肌を内側から改善していきましょう。
| 肌への効果 | 多く含まれる食材 | |
| タンパク質 | 肌を構成する細胞をつくる | 大豆、卵、肉(とくに鶏肉) など |
| ビタミンA | ターンオーバーを改善する | 卵、レバー、バター、チーズ など |
| ビタミンB群 | 肌をすこやかに保つ | 牛乳、卵、レバー など |
| ビタミンC | 肌のハリやうるおいを保つ | ピーマン、イチゴ、キウイ、サツマイモ など |
| ビタミンE | 酸化を抑制し、血流を促す | アーモンド、ブロッコリー、アボカド など |
| 亜鉛 | タンパク質の代謝を促す | 豚レバー、カキ、納豆 など |
| 食物繊維 | 肌荒れの原因となる腸内環境を整える | ヨーグルト、きのこ、いも類 など |
こまめに水分補給をする
肌が乾燥している状態が続くと、皮膚のバリア機能が低下して外部の刺激を受けやすくなり、少しの刺激で赤みやかゆみが起こります。
肌の乾燥を防ぐには、保湿とこまめな水分補給が欠かせません。からだが脱水状態になれば、肌が乾燥する恐れがあります。とくに、汗をかきやすい時期は隠れ脱水の状態になりやすいので、意識的に水分を補給しましょう。
ただし、冷たい飲料は体を冷やして血行や代謝を悪くし、乾燥肌の原因にもなります。できるだけ常温や温かい飲み物で水分を補給するようにしましょう。
カフェインやアルコールは控える
カフェインとアルコールは、乾燥肌や敏感肌の一因となる、からだの脱水を招く可能性があります。
カフェインには利尿作用があります。一度摂取すると、体内から完全に排出されるまで8~14時間かかるといわれており、そのあいだは利尿作用が続きます。適度に飲む分にはむくみ解消に役立ちますが、摂取した水分以上に体内の水分が排出されると、肌が乾燥する恐れがあるので気をつけましょう。
アルコールにも利尿作用があります。さらに、「バソプレシン」という抗利尿ホルモンの働きを抑える作用もあるので、カフェイン以上に注意が必要です。
とくにビールは利尿作用が強く、1リットルのビールを飲むと体から1.1リットルの水分が排出されるといわれています。また、アルコールを分解する際にも大量の水分が使われます。大量に飲むと脱水状態になりかねません。
肌トラブルに悩んでいるときは、カフェインとアルコールはできるだけ避けたほうがよいでしょう。
ストレスを避ける
私たちのからだは、ストレスを感じると交感神経を優位にし、なんとか対処しようとします。しかし、交感神経が優位になると血流や腸内環境が悪くなり、免疫機能が低下したり、ターンオーバーが乱れたりします。その結果、肌の調子が悪くなってしまうのです。
このように、肌のコンディションとストレスは密接な関係にあります。過度なストレスは敏感肌の原因になりうるので、ストレスはできるだけ溜め込まないように意識しましょう。
ストレス解消には運動がおすすめです。
運動には血行を促進する効果があり、肌の新陳代謝のアップも期待できます。運動のなかでもとくに有酸素運動がよく、ウォーキングであれば取り組みやすいでしょう。
忙しくて毎日運動する時間がなかなか取れないという方は、1週間に1度でもかまいません。1回1時間を目安にはじめてみましょう。
質のよい睡眠を確保する
敏感肌の改善には、十分な睡眠時間を確保することも大切です。肌は夜寝ている間に再生されます。しかし、睡眠時間が不足するとターンオーバーが正常に機能せず、バリア機能が低下して外部からの刺激に敏感になってしまうからです。
肌のためにも、睡眠時間は7時間以上を目安に確保するのが理想といえます。
ただし、長時間寝ればいいというわけではありません。大切なのは質のよい睡眠を取ることです。就寝時間前のスマホやパソコンは睡眠の質を下げます。極力避けましょう。
敏感肌のスキンケア:まとめ
敏感肌は肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすい状態です。
スキンケアはなるべく肌をこすらず、優しく丁寧に行うのがポイントです。スキンケア用品は、肌に刺激が少ないアイテムがおすすめ。パッケージを確認して、配合成分がシンプルなものを選ぶとよいでしょう。
また、敏感肌を改善するには、内側からのケアも重要になります。栄養バランスのよい食事と適度な運動、良質な睡眠を心がけましょう。









