あなたは大丈夫?冬の「乾燥フケ」対策に効果的なヘアケアとは

肌が乾燥する冬は、頭皮の乾燥やフケも気になる季節です。このような悩みを防いで、頭皮を健康に保つためには、どのようなケアをすれば良いのでしょうか。
今回は、オススメのヘアケア法やアイテムについてご紹介します。

乾燥でフケが気になる原因とは

フケは、頭皮の角質層がはがれ落ちたものです。フケが多くなってしまうのには、胃腸の調子が崩れていることや動物性脂肪の摂り過ぎなど、様々な理由が挙げられますが、冬の寒さも原因のひとつです。特に、細かくパラパラしたフケが肩などに落ちてくる場合は、「乾燥フケ」である可能性が高いです。
寒くなると、顔や身体の皮膚と同じように、頭皮も乾燥しやすくなります。また、頭皮は身体の中で最も日光を受けやすい位置にあるため、紫外線の刺激による肌荒れや乾燥も起こりやすい部位です。
乾燥するとかゆみが出て、爪でかくために皮膚が傷つき、角質層がはがれてフケになってしまうのです。
フケが発生しているとき、頭皮は水分量が減少して角質層というバリアを失っており、外部刺激に敏感になっています。「乾燥フケ」が気になる場合はまず、強い刺激になるようなことを避け、日ごろのヘアケアを見直してみましょう。

乾燥やフケが気になったら見直すこと

頭皮が乾燥して、「頭がかゆい」「フケが落ちる」「ニオイが気になる」などの症状があるときは、適切なケアで頭皮を正常な状態に戻すことで改善できます。 一番見直したいのは洗髪の方法とシャンプーです。かゆいからと言って、爪を立てたり強い力をかけたりして、ゴシゴシ洗うのは禁物です。指の腹を使ってやさしくマッサージするように洗うようにしましょう。スースーとするほど刺激の強いシャンプーを使ったり、1日に何度も洗髪したりするのも、乾燥を悪化させてしまいます。特に、脱脂力が強い安価な界面活性剤が配合されたシャンプーは、乾燥している頭皮には適しません。こうした成分が入っていないものなど、刺激の弱いシャンプーを選ぶようにしましょう。 また、乾燥対策として、ビタミン類が多く含まれる食材を積極的に食べたり、加湿器を使ったりして、部屋の湿度調節を行うのも有効です。

乾燥頭皮へのオススメケア

頭皮が乾燥しているときのヘアケアでは、ヘアトニックやヘアオイルを使った保湿ケアが有効です。顔や身体は洗ったあとに化粧水やクリームで保湿するのに、頭皮だけほったらかしというのは、おかしな話。洗髪した後、髪の毛を軽く乾かしてからトニックやオイルを頭皮につけ、指の腹でマッサージすれば、保湿しながら血行促進の効果も得られます。
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ヘアオイルは、シャンプー前のヘアパックや髪の美容液としても使用できます。あたためたヘアオイルを頭皮と髪に塗り込んで軽くマッサージし、ホットタオルで巻いて数分置けば、スチーム効果で頭皮がやわらかくなります。その状態でシャンプーすれば、乾燥したままの硬い状態で洗うよりも刺激をおさえられるでしょう。オイル自体をシャンプー代わりにしてオイルクレンジングするのもオススメです。
冬は頭皮だけでなく髪の毛も乾燥しやすいので、オイルで保湿することで、髪の潤いも守れます。


せっかく服やメイクを整えても、髪の毛がパサパサしていたり、フケやニオイが気になったりしては台無しです。この冬は、頭皮の保湿ケアにも力を入れて、頭の先から艶めく人になりましょう!

※なお、本記事はヘアトニックやヘアオイルに関する一般的な効果について記述したものであり、製品の効果を保証するものではありません。


あなたは大丈夫?冬の「乾燥フケ」対策に効果的なヘアケアとは