過日、料理教室に参加しました。メンバーは家内の会社の同僚4人(いづれも女性)がパートナー連れで計8人ということだったのですが1人病欠で7名。年齢的には30代4人、40代1人、60代2人とバラバラ。講師は50台後半のイタリア人の女性(在ドイツ28年、写真右から4人目)で、一軒おいて隣人であることが判明。この人はいろんなところで講座を持っているようで、この日は地元ということで彼女のキッチンスタジオのようなところ(10人ぐらい入ります)が会場でした。

スタートは18時30分。スパークリングワインとスナックで乾杯と自己紹介のあと、レシピの配布。フルコースで(1)ネギとジャガイモのスープ(2)リコラのサラダ(3)ラサーニャ(4)豚ヒレ肉とロスマリン風味のジャガイモのオーブン焼き(5)デザート:リコッタおよびキアッケレ(季節柄ということでカーニバルの揚げ菓子)という組み合わせ。コース自体はごくオーソドックスなもので、ラサーニャに薄く切って焼いた茄子を入れたことやロスマリン風味のジャガイモのオーブン焼きが目新しかったぐらいですが、家内の目を引いたのが料理ではなくパスタマシーン。ラサーニャがおいしかったのは3時間かけて講師が予め作っておいてくれた挽肉入りのトマトソースではなく、パスタが新鮮でコシがあったからだと主張。つくった料理をみんなで食べながら楽しく談笑。食器洗いや後片付けなどをして家に戻ったのは深夜でした。
そしてその翌日イタリア製のパスタマシーンをアマゾンに発注。数日後に届きましたのでさっそくタリアテッレを作りました。これにサーモンと羊乳チーズを和え、濃緑のカボチャ種子オイルを軽くぶっかけて拙宅定番の夕食の出来上がり。たしかにパスタは新鮮で美味でした。


しかし講師からもらったパスタのレシピには卵が入っています。パスタには卵を加えないというのが小生の持論なのですが、家内は「卵なしでどうやって小麦粉を捏ねるのよ!水だけではパスタの生地はできない」と同意しません。ドイツの小麦粉ではダメかもしれませんがイタリア直輸入の小麦粉ならできるはずですので、これもアマゾンで発注して週末に試してみることになりました。さらに美味なタリアテッレができるだろうと淡い期待を抱いています。
話をパスタマシーンに戻しますが、使用後絶対に水洗いをしてはならない!という注意書きがありました。どうも不可解なのですが、パスタの生地を通すだけなのでマシーンのなかに生地の残りがくっつくということはなく、余分な小麦粉を除去すればいいだけなので水洗いは不必要で、水洗いをすればかえって害になるということらしいです。洗わなくてもいいというのはありがたい話で今後パスタマシーンを使用する機会が増えそうです。