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あいやけ

昨年10月に次男が戸籍役場で婚姻届を提出し、そのあと教会で挙式および祝宴を催すはずだったのですがコロナの影響で延期に延期を重ね、今年10月にほぼ一年遅れで挙行しました。小生の長男も長女も教会での挙式および祝宴を行いませんでしたし、小生自身も教会とは無縁ですので、教会での挙式というものを初めて身近に見たのですが、出席者の敬虔の念を感じ取ることができ、非常に興味深い経験でした。

嫁の両親とはすでに顔見知りでしたが、話をしたというほどでもなく、100人以上が集まった祝宴ではまともな会話ができませんでしたので、せんだって両人を拙宅に招待し、やっとのことでお互いに知り合うことができました。嫁の両親と婿の両親同士というのはドイツ語で『Gegenschwager』といい、時たま聞くことがあると思っていましたら、家内も嫁も「そういう言葉はない。あるとすれば『Gegenschwieger』だろうがめったに聞かない。」と反論。ドゥーデン(DUDEN)というドイツ語正書法の辞書を引きましたら、どちらも出ていません。死語になってしまったかと思いましたが、気を取り直して調べましたら、ゴットフリード・ケラーの小説「七人の正義派の小籏」(1877年出版)に嫁の両親と婿の両親の葛藤が記されていて、双方の両親を『Gegenschwäher』と表現しています。現代風に言えば『Gegenschwager』だろうがめったに使われないという注釈があり、結局家内と嫁が正しいということになりました。そして日本語はどうかと調べましたら広辞苑に「あいやけ(相舅)」という言葉がみつかりましたが、こんな言葉を使う人も知っている人もいないでしょうし、嫁の両親と婿の両親同士というのは血縁関係がないということもあって、現在では希薄な関係ということになるのでしょう。

話は変わりまして、11月下旬から毎年、恒例のクリスマス・マーケットがドイツ各地で催されるのですが、コロナの影響で昨年に続き今年も中止となりました。少し前まで「他の街はいざ知らず、グミュントでは今年のクリスマス・マーケットを催します」と市当局が意気込んでいたのですが、開催数日前になって中止宣言。すでにブースが立てられ、飲み屋の屋台が設置されていましたので、関係者の落胆は相当なものです。驚異的なコロナ罹患者数の増加に加え、新変異株が見つかったというニュースが流れ、ロックダウンの可能性が議論されていますので、今年のクリスマスも外出を控え、家で静かに過ごすことになりそうです。

2021年12月