ヘアオイルの使い方・つけ方について解説!【朝・夜】のポイントを押さえてさらさらの髪をめざそう!
ヘアケアにもスタイリングにも使えるヘアオイルは、1本持っておくとマルチに使える便利なアイテム。でも、「イマイチ使い方がわからない」「ベタつきが気になって使いづらい」と感じている人も多いのでは?
そこで今回は、ヘアオイルついて深掘り解説。朝と夜、それぞれの使い方・つけ方のポイントについてもご紹介します。ヘアオイルを上手に取り入れて、上質ヘアを手に入れて!
目次
- 1.
- ヘアオイルの効果
- 1-1.
- 髪の毛に潤いを与える
- 1-2.
- スタイリングしやすくなる
- 1-3.
- ダメージから髪を保護する
- 3-1.
- ブラシをかける前に使用する
- 3-2.
- アイロンをした後に使用する
- 3-3.
- 髪をセットした後に使用する
- 4-1.
- シャンプーをする前に使用する
- 4-2.
- トリートメントに混ぜて使用する
- 4-4.
- 頭皮マッサージをする際に使用する
- 5-1.
- 大量にヘアオイルを使う
- 5-2.
- ブラッシングをする前に付ける
- 5-3.
- 髪の根元まで広げる
- 6.
- まとめ
ヘアオイルの効果
髪の毛に潤いを与える
ヘアオイルを使うと、髪に潤いを与える保湿効果が期待できます。主成分の油分が、髪の表面にとどまってコーティング。スキンケアで言うところの乳液や保湿クリームのようなフタの役割を果たし、内部に潤いを閉じ込めてくれるのです。いつものヘアケアに取り入れることで、髪が乾燥してパサつくのを防いでくれます。
スタイリングしやすくなる
乾燥してパサついている髪は、チリチリになったり、広がったりしてまとまりづらいもの。そんな髪には、ヘアオイルを使うのがおすすめです。髪の内部に潤いをキープしてくれるので、流れが整ってまとまりやすくなります。スタイリングにかかる時間もぐんと短縮できるでしょう。また、ブリーチやヘアカラー、パーマなどをくり返したダメージヘアも、しっとりとまとまりやすくしてくれます。
ダメージから髪を保護する
髪表面をコーティングするヘアオイルには、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱から髪を保護する効果も。紫外線や乾燥といった外的刺激からも髪を守ってくれる効果が期待できます。さらに、寝ている間の枕との摩擦や、ブラッシング時の摩擦からも、髪を守ってくれます。
ヘアオイルの基本的な使い方
①髪の毛の汚れを落とし、タオルドライする
洗髪をした後、タオルに水気を移すようなイメージでやさしく水気をふきとります。
②手のひらに適量を取る
ヘアオイルの適量は、基本的にパッケージに書かれているとおり。目安は、ショートで1〜2滴、ミディアムで2〜3滴、ロングで3〜4滴が目安です。もちろん、毛量や髪の乾燥具合によっては加減する必要がありますが、量が少なすぎると髪に十分な潤いが閉じ込められず、量が多いとベタつきの原因となってしまうので、適量を守ることが大切です。
③ヘアオイルを両手に広げて、温める
すっと伸びのよいヘアオイル。両手のひらにしっかりと広げてから温めます。このひと手間を加えることで、髪につけたときにムラになりません。
④ダメージが気になる毛先から髪の真ん中まで揉みこむように広げる
ダメージが最も気になる毛先に塗った後、髪の真ん中あたりから毛先まで揉みこむように広げます。髪の根元までつけるとベタつきの原因となってしまうので、つかないように注意しましょう。
朝のヘアオイルの効果的な使い方
ブラシをかける前に使用する
朝、寝ぐせがついて絡まっている髪にいきなりブラシをかけると、激しい摩擦が起こり、切れ毛や枝毛をつくる原因となってしまうことも…。そこでおすすめなのが、ブラシをかける前のヘアオイルです。適量を手のひらにのばし、毛先を中心に、手ぐしで絡まりをほどくようにやさしくなじませましょう。こうすることで、ブラッシングをしたときに摩擦が起こりにくくなり、髪をダメージから守ります。
アイロンをした後に使用する
ヘアアイロンは髪内部の水分に熱を与えることで、髪をカールに巻いたり、ストレートに伸ばしたりするアイテムです。髪表面をコーティングするヘアオイルを先につけると、内部に熱が届きにくくなるため、思い通りにスタイリングできなくなってしまうことがあります。だから、ヘアオイルはヘアアイロンを使った後につけるのが正解。
ヘアアイロン使用後は、熱によって髪内部の水分が蒸発しやすくなっているため、乾燥してパサつきがちになります。適量のヘアオイルをつけ、水分が蒸発するのを防ぎながら、髪にしっかりと潤いを与えましょう。
髪をセットした後に使用する
ヘアオイルは、髪をさまざまなダメージから保護するだけでなく、スタイリング剤としても使えるアイテム。ドライヤーやヘアアイロンでのセットの仕上げにヘアオイルをなじませることで、パサつきや広がりを軽減し、健康的なツヤ髪をつくることができます。また、束感のあるスタイルや、トレンド感のあるウェットヘアをつくるのにも、ヘアオイルが大活躍してくれます。
夜のヘアオイルの効果的な使い方
シャンプーをする前に使用する
どんなに髪によいとされるシャンプーを使っていたとしても、髪がこすり合わさる際には摩擦が生じてしまいます。この摩擦が、髪の大きな負担に…。そこでおすすめなのが、シャンプー前に、髪にヘアオイルを揉みこんでおくことです。髪表面がコーティングされてなめらかな洗い心地となり、髪がこすれ合う摩擦を軽減する効果が期待できます。
このとき余裕があれば、ヘアオイルをつけた後にブラッシングをしておくとよいでしょう。髪に付着した汚れが落とされて、シャンプーの泡立ちがよくなります。
トリートメントに混ぜて使用する
髪の乾燥やパサつきが気になるときは、普段使っているトリートメントにヘアオイルを混ぜる使い方がおすすめです。シャンプーの後、トリートメントを手にとったら、1〜2滴程度のヘアオイルを混ぜ合わせて、髪の真ん中から毛先を中心になじませましょう。
少量のヘアオイルを加えることによって、相乗効果で保湿力がぐんと高まります。また、ヘアオイルが髪表面をコーティングしてくれることで、髪にツヤが生まれ、まとまりやすくなるでしょう。自宅で手軽に、ヘアエステ感覚のケアを楽しむことができます。
ドライヤーで髪を乾かす前に使用する
洗髪後、タオルドライをした髪にヘアオイルを適量つけて、ドライヤーで乾かしましょう。洗髪後の濡れた髪は、キューティクルが開いて髪内部の水分が抜けやすい状態ですが、ヘアオイルで髪表面をコーティングすることで、水分が抜けるのを最小限に防ぐことができます。
また、このコーティングによってドライヤーの熱からも髪が守られ、乾かした後にはまとまりやすくしなやかな質感に。ツヤが出て、指通りもよくなります。
頭皮マッサージをする際に使用する
ヘアオイルは、シャンプーをする前の乾いた頭皮につけて、頭皮マッサージに使うこともできます。数滴、手のひらになじませたら、指の腹を使ってこり固まった頭皮をほぐすようなイメージで、全体をやさしく揉みほぐしていきましょう。血流がアップして健康な髪が生える土台が整うだけでなく、ヘアオイルが、毎日のシャンプーで落としきれない過剰な皮脂をクレンジングしてくれる効果も期待できます。
頭皮マッサージを終えた後は、シャワーでしっかりすすぎ、普段どおりシャンプーをしてください。
ヘアオイルを使う際の注意点
大量にヘアオイルを使う
油分が主成分のヘアオイルを大量につけると、ベタベタしてしまい、髪から清潔感が失われます。ヘアオイルの適量は、基本的にパッケージに書かれている使用量どおり。目安はショートで1〜2滴、ミディアムで2〜3滴、ロングで3〜4滴です。もちろん、毛量が多い人や乾燥がひどいときは追加する必要がありますが、大量に使いすぎないよう注意しましょう。
ブラッシングをする前に付ける
絡まったままの髪にヘアオイルを塗っても、髪全体になじまずムラに。そのままブラッシングをすると、ところどころに引っかかりが生じてしまい、かえって切れ毛や枝毛の原因となってしまいます。
絡まりがひどい場合は、一度、目の粗いコームなどで軽く絡まりをほどいてから、ヘアオイルをつけるとよいでしょう。ブラッシングは、その後に行いましょう。
髪の根元まで広げる
ヘアオイルを髪の根元まで広げると、全体が重く見えてしまいます。頭皮までベタついて不衛生に見えることも…。ヘアオイルをつけるのは、頭皮マッサージに使う際を除き、髪の毛先から真ん中あたりまでにとどめるようにしましょう。
まとめ