アルガンオイルの効果とは?効果的な使い方も解説
スキンケアやヘアケアについて調べているとき、アルガンオイルを使用した方法を目にしたことはありませんか?しかし、実際にどのような有効性があるのかわからない、どのようにいつ使うのかわからないといった人もいるでしょう。
アルガンオイルは、肌を健康に保つさまざまな有効成分を配合した天然オイルです。スキンケアアイテムとして全身に使用できるほか、食用として活用もできます。成分や活用例を正しく理解することで、自分の悩みに適した使用ができるでしょう。
ここからは、アルガンオイルの有効性と効果的な使い方についてご説明します。
・アルガンオイルとはなにか
・アルガンオイルの効果、効能
・アルガンオイルの効果的な使い方
目次
- 1-1.
- 活用の代表的な例
- 1-2.
- 含まれる主な成分と効能
- 2-1.
- 肌への効果
- 2-1-1.
- アンチエイジング効果
- 2-1-2.
- 保湿効果
- 2-1-3.
- 美白効果
- 2-2.
- その他の美容・健康効果
- 2-2-1.
- 髪や頭皮の保湿効果
- 2-2-2.
- むくみ改善効果
- 2-2-3.
- 生活習慣病の予防・改善効果
- 2-2-4.
- 便秘解消効果
- 3-1.
- スキンケア(顔)に使う場合
- 3-1-1.
- ブースター
- 3-1-2.
- フェイストリートメント
- 3-2.
- ヘアケア・スカルプケアに使う場合
- 3-2-1.
- 頭皮マッサージ
- 3-2-2.
- アウトバストリートメント
- 3-3.
- ボディケアに使う場合
アルガンオイルとは?
アルガンオイルとは、高濃度のオレイン酸やビタミンEを含有する天然オイルで、肌や髪に使用するスキンケアアイテムとして販売されることが一般的です。
アルガンオイルは北アフリカに位置するモロッコ王国の南西部に限って生育する、アルガンツリーの実から産出されます。採れる地域や量が限られるため、貴重とされています。
オレイン酸は保湿作用が高く、ビタミンEは皮膚の状態を整えて健康に保つ効果がある成分です。ほかにも、複数の有効成分が含まれています。
では、具体的な成分やアルガンオイルを活用したアイテムの代表例を見ていきましょう。
活用の代表的な例
スキンケアアイテムとして顔・髪・全身に幅広く使用されるほか、食用として料理にも活用されます。
アルガンオイルは保湿力に優れており、肌の活性化を促す働きがあるため、スキンケアアイテムとして活用されることが多いです。
また、現地では調味料や調理油として料理にも使われています。健康に良い成分が含まれているほか、種を煎って油を絞ったローストタイプはごま油に似た香ばしい風味がするためです。
含まれる主な成分と効能
ビタミンEやオレイン酸をはじめ、さまざまな成分が含まれています。成分によって効能が異なるため、血行促進や保湿効果など幅広い効果を持っていることが特徴です。主な成分と効能を一つずつ見ていきましょう。
| 成分 | 効能 |
|---|---|
| ビタミンE(トコフェロール) | ・抗酸化作用 ・肌荒れ、くすみ、老化の防止効果 ・血行促進作用 |
| オレイン酸 | ・悪玉コレステロール(LDL)の減少効果 ・動脈硬化や心臓病など循環器系疾患の予防 ・肌の保湿効果 |
| リノール酸 | ・悪玉コレステロール(LDL)の減少効果 ・動脈硬化や高血圧などの予防 ・バリア機能を維持して水分蒸発を防ぐ |
| リノレン酸 | ・アレルギー疾患やかゆみの予防 ・血糖値、コレステロール値、血圧を下げる ・動脈硬化、高血圧、心臓血管系疾患の予防 |
| パルミチン酸 | ・シワを予防するアンチエイジング効果 ・コラーゲン生成を促進して肌の弾力を保つ |
| ステアリン酸 | ・肌の保湿効果 ・抗菌作用により肌を清潔に保つ |
アルガンオイルの効果・効能
アルガンオイルは複数の成分を含んでおり、肌をはじめ髪や頭皮など、美容や健康面でさまざまな効果を期待できます。ここからは、アルガンオイルから得られる肌への効果と、その他の美容・健康効果について紹介します。
肌への効果
スキンケアを効果的にするためにも、自分の肌の状態を把握して適した成分を含むアイテムを選ぶことが大切です。アルガンオイルを使用すると、アンチエイジング・保湿・美白の効果が期待できます。それぞれの作用と主な成分を紹介します。
- ビタミンE(トコフェロール):アンチエイジング効果、美白効果、髪や頭皮の保湿効果、むくみ改善効果、生活習慣病の予防・改善効果、便秘解消効果
- オレイン酸・リノール酸:保湿効果、生活習慣病の予防・改善効果
- リノール酸:保湿効果
アンチエイジング効果
アルガンオイルに多く含まれるビタミンE(トコフェロール)は、老化の防止に効果的な成分です。
ビタミンEには抗酸化作用があり、体内にある活性酸素(フリーラジカル)を除去する働きがあります。活性酵素が増えすぎるとコラーゲンやエラスチンがダメージを受けてしまうため、老化の原因になってしまいます。
ビタミンEの抗酸化作用が老化によるシミ・シワ・くすみといったトラブルから肌を守ります。
活性酸素は、紫外線や汚染された空気、喫煙、ストレスなどさまざまな要因で発生します。
保湿効果
浸透力が高く保湿効果があるオレイン酸やリノール酸がアルガンオイルには含まれているため、肌をなめらかにする作用があります。
アルガンオイルに多く含まれているオレイン酸は、人の皮脂と非常に似ている成分です。そのため、角質への浸透力が高く、水分と油分のバランスを整えて肌にうるおいを与えてくれます。
また、リノール酸は角質からの水分蒸発を防ぐことが特徴です。肌の水分量を維持して、なめらかで柔らかな美肌に導く効果があります。
美白効果
アルガンオイルに含有されるビタミンEは、メラニン色素の生成を抑えて美白に導く効果が期待できる成分です。
アルガンオイルには、ビタミンEがオリーブオイルの約2~4倍も含まれています。ビタミンEには抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を抑制する働きを持っていることが特徴です。くすみやシミの元となるメラニン色素を抑えることによって、明るい肌に導きます。
また、抗酸化作用によって血行が促進され、肌のターンオーバーが行われることもビタミンEによる効果です。ターンオーバーで古いメラニン色素が排出されるため、くすみやシミを目立たなくしてくれます。
その他の美容・健康効果
アルガンオイルに含まれる成分は、髪や頭皮、むくみなどにも効果を発揮します。肌以外にもたらす作用について、4点の効果を見ていきましょう。
髪や頭皮の保湿効果
アルガンオイルには、髪と頭皮の水分を閉じ込めて保湿する作用があります。
髪がパサついてまとまりがなくなる、健康的な髪が生えてこなくなるといったトラブルは、髪や頭皮の乾燥が原因の一つです。アルガンオイルは水分を蓄えておく働きがあるため、乾燥を防いで髪や頭皮の健康を守ります。
また、アルガンオイルに含まれるビタミンEはアンチエイジングや血行促進につながる成分です。血の巡りが良くなって栄養が行き届くことで頭皮環境が整い、うるおいのある髪を保ちます。
むくみ改善効果
アルガンオイルは利尿作用のあるビタミンEや、血行促進を促すサポニンを含んでいるため、むくみの改善や予防も見込めます。
ビタミンEの一つであるトコフェロールには、身体に溜まった余分な水分を排出する働きがあります。利尿作用を促すためむくみの改善や予防に有効です。
さらに、アルガンオイルにはサポニンという血行促進につながる成分も含まれています。血の巡りが良くなることで、身体に溜まった老廃物も排出されてむくみ改善につながるでしょう。
生活習慣病の予防・改善効果
アルガンオイルが含むオレイン酸やビタミンEは、悪玉コレステロール(LDL)に有効な作用をもたらすため、生活習慣病の予防・改善に効果的です。
オレイン酸には、血中の悪玉コレステロールを減少させる働きがあります。そのため、心疾患や動脈硬化の予防に有効です。
また、ビタミンEは脂肪やコレステロールに対する抗酸化作用が確認されています。抗酸化作用とは活性酵素の生成を防ぐ働きのことです。活性酸素は、がんや心臓病、肥満などを引き起こす原因の一つとして数えられます。
抗酸化作用があるビタミンEをアルガンオイルによって取り入れることで、生活習慣病の予防や改善につながります。
便秘解消効果
食用として摂り入れると、オレイン酸が腸に、ビタミンEが自律神経に働きかけるため、便秘改善に効果的です。
オレイン酸は大腸の腸壁で潤滑油として働きます。そのため、摩擦を減らしてスムーズな排便を促すサポートとなるでしょう。
くわえて、ビタミンEには自律神経のバランスを整える効果があります。それによって腸の蠕動運動が円滑になり便秘改善をもたらします。
便秘解消によって、内側からスッキリとしてダイエット効果も期待できるでしょう。
アルガンオイルの効果的な使い方
肌や髪、体内環境などさまざまな有効性のあるアルガンオイルですが、どのように摂り入れると効果的なのでしょうか。スキンケア、ヘアケア・スカルプケア、ボディケアといったおすすめの使い方について、用途別で詳しく紹介していきます。
スキンケア(顔)に使う場合
顔のスキンケアに使う場合、ブースター化粧品やフェイストリートメントとして使用できます。それぞれの塗り方と期待できる効果についてチェックしていきましょう。
ブースター
ブースターとして使用すると、肌が柔らかくなり浸透力が高まります。
洗顔をしたあと、化粧水の前にスキンケアの導入として使うと有効です。アルガンオイルを使用すると肌が柔らかくなり、次につけるアイテムが角質層に浸透しやすくなる効果が期待できます。
数滴を手にとって、軽くマッサージをするように優しくなじませましょう。アルガンオイルが浸透したら、化粧水や乳液など、通常のスキンケアを行って水分や美容成分を肌に補給していきます。
フェイストリートメント
フェイストリートメントをする際は顔全体にアルガンオイルを塗り、ホットタオルをのせてパックしましょう。
具体的な方法は洗顔をしたらオイルをたっぷりと顔に塗り、優しくフェイスマッサージをしたら、ホットタオルを顔全体に数分間のせます。
数分経過したら、ぬるま湯でオイルを落としましょう。フェイスパックでトリートメントをしたあとは、通常のスキンケアを行います。
タオルをおいてフタをすることにより、オイルが肌の角質層までしっかりと浸透します。フェイスパックと同じ効果を得られることがポイントです。身体が温まっている入浴中に行うのも効果的です。
ヘアケア・スカルプケアに使う場合
ヘアケア・スカルプケアに用いる場合、頭皮マッサージやアウトバストリートメントとして使うと効果的です。髪や頭皮への使い方を確認し、参考にしてください。
頭皮マッサージ
アルガンオイルで頭皮マッサージをすると血行促進につながり、健康な髪を育てる環境を整えられます。
頭皮マッサージはシャンプーの前に行うことが基本です。髪と頭皮をぬらし、アルガンオイルを何滴かとって頭皮になじませます。円を描くように指の腹でほぐしながらマッサージし、毛穴の汚れを浮かび上がらせましょう。
マッサージをしたらシャワーでオイルを流し、そのあとにシャンプーとトリートメントをします。
頭皮を優しく揉み込んでマッサージすることで、血行促進に効果的です。さらに、頭皮環境が良くなるため、抜け毛や薄毛予防にもなります。
アウトバストリートメント
タオルドライしたあとにアルガンオイルをつけると、ドライヤーの熱や乾燥から髪を保護できます。
お風呂から上がったらタオルで水気をきり、適量のアルガンオイルをとって手のひら全体にのばしましょう。手のひらに広げてから髪へつけることで、オイルが一部だけにつくことを避けられます。
頭皮付近につけると、重い仕上がりになってしまうことがあります。その場合は、毛先を中心にオイルをつけることがポイントです。
ボディケアに使う場合
アルガンオイルは、マッサージオイルや保湿ケアとしてもおすすめです。
お風呂から上がり、ボディクリームやボディローションを塗る前にオイルを使用します。適量手にとり、塗り込みながらマッサージをして浸透させていきましょう。肌の乾燥状態にあわせて、プラスでクリームやローションをつけるとさらに効果的です。
アルガンオイルの成分によって保湿効果が期待できるほか、マッサージをした際の摩擦によるダメージを防ぐ効果もあります。
アルガンオイルには様々な効果が!日々のケアに取り入れよう
アルガンオイルは、ビタミンEやオレイン酸を高濃度に含んだ天然オイルです。
含有する成分の効能によって、保湿や美白、アンチエイジングの効果を見込めます。そのため、フェイスパックやボディオイルとして使用が可能です。また、髪や頭皮を保湿する作用もあるため、頭皮マッサージやアウトバストリートメントとしても活用できます。
さらに、アルガンオイルは肌や髪のケアだけでなく、食用としても使えることが特徴です。便秘解消や生活習慣病の予防・改善効果も期待できます。
さまざまな効果があり、使用方法も多様であるため、自分の悩みにあったかたちで取り入れていきましょう。









