ゆらぎ肌によるかゆみの原因と対処方法
いつもと同じスキンケアをしているのに、突然、肌がかゆくなることはありませんか?もしかしたら原因は、肌のバリア機能が一時的に低下する「ゆらぎ肌」かもしれません。どう乗り越えたらいいのでしょうか?対処方法を解説します。
目次
- 3.
- かゆみの対処方法
- 3-1.
- かゆみを感じても、かかずに冷やす
- 3-2.
- かゆみの原因となる刺激を避ける
- 3-4.
- 花粉対策の徹底
- 3-5.
- 紫外線ダメージからお肌をガード
- 3-6.
- インナーケアを取り入れる
- 3-7.
- リラックス習慣を身につける
- 4.
- まとめ
これってゆらぎ肌のかゆみ?
ゆらぎ肌とは、季節の変化やホルモンバランス、ストレスなどの影響を受けて、肌のバリア機能が“一時的”に低下し、不安定な状態になることをいいます。これに対し、肌のバリア機能が“慢性的”に低下する状態を「敏感肌」といいます。
かゆみの原因とメカニズム
かゆみの対処方法
・かゆみを感じても、かかずに冷やす
かゆみを早く治すいちばんの方法は、「かかないこと」です。かくと、かゆみを引き起こす神経伝達物質ヒスタミンの分泌を促し、ますますかゆくなるという悪循環に陥ってしまいます。がまんできないときは、冷たいタオルなどを肌に当ててみるとよいでしょう。しだいにかゆみが落ち着いていきます。
・かゆみの原因となる刺激を避ける
肌がゆらいでバリア機能が低下しているときは、ほんの少しの外的刺激もかゆみの原因となります。汗はこまめにふきとって常に肌を清潔にしておく、髪が顔にかからないヘアスタイルにする、マスクをするときは肌にやさしいものを選ぶといった対処をしましょう。
・うるおいバリア機能を整える保湿ケア
乾燥は肌のバリア機能を低下させ、ゆらぎ肌をつくる大きな原因です。かゆみを起こさないためにも、毎日のスキンケアでは保湿を徹底しましょう。ごしごしこすらないようやさしく洗顔したら、水分が蒸発する前にすばやく保湿。低刺激の化粧水をたっぷり肌に含ませた後、乳液やクリームなどでうるおいを閉じ込めます。
・花粉対策の徹底
ゆらいでいる肌に花粉がつくと、それが刺激となってかゆみが生じやすくなります。外出するときは、花粉が直接肌に触れないようにメイクをする、清潔なマスクをつける。帰宅したらすぐに洗顔をして花粉を取り除くなど、花粉対策を徹底しましょう。
・紫外線ダメージからお肌をガード
ゆらぎ肌にとっては、紫外線もかゆみを引き起こす刺激に。また、バリア機能が低下しているため、いつも以上に紫外線のダメージを受けやすくなっています。室内にも紫外線は届くので、外出しないときも油断せずに日焼け止めを塗ってガードしましょう。
・インナーケアを取り入れる
ゆらがない美しい肌の土台は、健康です。「栄養バランスのとれた食事をする」「適度な運動をする」「睡眠時間を十分に確保する」といったインナーケアで、体の内側から肌の状態を底上げしていくことも、かゆみを防ぐためには欠かせません。
・リラックス習慣を身につける
ストレスも、ゆらぎ肌によるかゆみを生じさせる原因になります。ヨガやストレッチをする、香りのいい入浴剤を入れてゆっくり湯船につかる、アロマを焚くなど、日頃からリラックスする習慣を身につけて、ストレスがたまらないようにしましょう。
まとめ









