【植物コラム】エーデルワイス ― 高山に咲く、小さく強い花

長い冬、強い日差し、乾いた風、そして栄養の乏しい土壌――。そんな過酷な自然環境の中でも大地に根を張り、可憐な花を咲かせる植物です。
今回は、アルプスの自然が育んだエーデルワイスの魅力と、そこに秘められた植物の力を紐といていきます。

エーデルワイスは、アルプスの標高1,500〜3,000メートルほどの高山地帯に自生する植物。長いあいだ雪に覆われる厳しい環境の中で、春の雪解けとともに小さな芽を出し、やがて10センチほどの茎を伸ばします。
星のように広がる白い部分は花びらではなく、「苞葉(ほうよう)」と呼ばれる葉が変化したもの。虫たちに花の存在を知らせる目印の役割も果たしているといわれています。
その中心に、黄色い小さな花が集まって咲いています。
厳しい自然環境の中でも凛と咲くその姿から、エーデルワイスは古くから「アルプスの女王」とも呼ばれ、アルプスの自然を象徴する植物として親しまれてきました。

標高の高い山岳地帯では、空気が薄く、地上よりも強い紫外線が降り注ぎます。エーデルワイスは、こうした過酷な環境に適応するため、独特の構造を備えています。
苞葉(ほうよう)や葉、茎は、細かな白い毛で覆われているのが特徴。この綿のような毛は紫外線を吸収・反射しながら、光合成に必要な光だけを通す役割をもつといわれています。
さらに、この毛は空気中の水分をとどめる働きもあり、強い日差しや乾燥から植物を守る助けにもなっています。
厳しい自然の中で生き抜くために、エーデルワイスは自らを守る仕組みを身につけてきたのです。

エーデルワイスの力強い生命力の源となる成分は、スキンケアの分野でも注目されています。
ヴェレダでは、標高1,000メートル以上の高地でオーガニック栽培されたエーデルワイスの花と葉を使用し、貴重なエキスを抽出しています。「レオントポド酸」や「クロロゲン酸」などのポリフェノールが豊富に含まれており、これらの成分は、日差しなどの外的要因による酸化ストレスから肌を守る働きがあるといわれています。
もともとこれらの成分は、強い太陽光や過酷な環境から植物自身を守るために生み出されたもの。自然の中で培われたその力が、私たちの肌を守る"盾"のような役割を果たしているのです。
アルプスの厳しい自然の中で育つエーデルワイス。
過酷な環境に適応しながら生きるその姿には、植物がもつしなやかな強さと知恵が詰まっています。
こうした自然の力に目を向けてみると、植物が環境と調和しながら生きていくための仕組みや、そこから生まれる恵みの奥深さに気づかされます。
日々のスキンケアの中で、植物が育まれてきた環境やその力に思いを巡らせてみるのも、ひとつの楽しみ方かもしれません。
ヴェレダが大切にしてきた植物にまつわる物語を、これからも順次ご紹介していきます。
次回の【植物コラム】も、どうぞお楽しみに。
エーデルワイスは、ヴェレダのUVケアシリーズのキープラント。
アルプスの大自然の中で育まれたたくましい生命力に着目し、日差しなどの外的環境から肌を守りながら、素肌をすこやかに保つケアに活かされています。
エーデルワイスの恵みを取り入れたUVケアで、毎日の紫外線対策をもっと心地よく。
ぜひ一度、その使い心地をお試しください。












