美容だけでなく掃除にも!?万能なベビーオイルの使い方18選

ベビーオイルとは

生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、刺激や乾燥に弱くてデリケート。ベビーオイルは、そんな赤ちゃんの肌を保護するためのアイテムです。

赤ちゃんに安心して使える処方なので、もちろん大人が使っても大丈夫。とくに、敏感肌の人から、刺激の少ない美容アイテムとして支持されています。

ベビーオイルのメリット

肌に優しい成分で低刺激

ベビーオイルは、赤ちゃんに使うことを前提につくられているため、肌に優しい低刺激の成分でつくられています。添加物も少ないのが特徴です。

安価で購入できる

ベビーオイルは、ドラッグストアなどで500円前後から手に入れることができます。高額なものでも、3000円前後とリーズナブルです。

赤ちゃんから大人まで

赤ちゃんに安心して使えるベビーオイルは、大人にももちろん使えます。とくに、敏感肌の人にはぴったりです。

赤ちゃんへのベビーオイルの正しい使い方はこちら

全身丸ごとケアできる

ベビーオイルは、ヘア、フェイス、ボディ、ハンド、ネイル、フットまで、全身丸ごとケアできる優秀アイテム。1本常備しておくと、何かと使えて便利です。

ベビーオイルのデメリット

日焼けには要注意

ベビーオイルをたっぷり塗った状態で紫外線を浴びると、日焼けをしやすくなる可能性があります。朝は使用量を少なくする、使うのは夜だけにするなどして、調整しましょう。

目的別!ベビーオイルの使い方

ベビーオイルは、美容から掃除まで、幅広い用途で使うことができます。

美容編

洗顔に混ぜて使う

洗顔後に肌がつっぱるという人は、泡立てた洗顔料に2〜3滴ベビーオイルを混ぜてみて。ベビーオイルの保湿効果で肌がしっとりし、つっぱりません。

メイククレンジング

一般的なクレンジング料だと刺激が強すぎるという人は、ベビーオイルを使ったメイククレンジグを試してみて。肌のうるおいを守りながら、優しくメイクが落とせます。ウォータープルーフのメイクは、先にメイクリムーバーなどで落としておいて。

角栓や毛穴の黒ずみケア

毛穴が目立つ部分にベビーオイルを塗って軽くマッサージをすると、詰まった角栓が浮いてきて、取り除きやすくなります。また、いわゆる「いちご鼻」で、黒ずみがかなり目立つ場合は、ベビーオイルを染み込ませた綿棒で、優しく毛穴をマッサージしましょう。黒ずみが浮き出てきたら、毛穴を押して、ティッシュやコットンなどでオフします。どちらも始める前に蒸しタオルを肌に当て、毛穴を広げてから行うと効果的です。

リップケアとして唇の潤い補給

ベビーオイルは、基本的に赤ちゃんの口に入っても大丈夫な成分でできているので、大人のリップケアにも最適。指に少量を取って、リップクリームの要領で塗りましょう。とくに乾燥がひどいときは、ベビーオイルを使ったリップパックをするのもおすすめです。塗って10分ほどラップすれば、ぷるぷるにうるおった唇になります。

全身保湿

お風呂上がりなど、肌が水分をたっぷり含んでいるときに、全身にベビーオイルを塗りましょう。すっと肌になじみ、うるおいを長時間キープしてくれます。

リンパマッサージでむくみケア

滑りのよいベビーオイルは、リンパマッサージにも最適。リンパの流れがよくなり、老廃物が排出されれば、むくみの改善が期待できます。お風呂上がりに、全身を保湿しながらリンパマッサージを行うと、効率的です。

1. 両手の親指で、円を描くようにふくらはぎを揉みます。

2. 親指の付け根で、ふくらはぎを骨に沿ってさすり上げます。

3. 両手でふくらはみをつかみ、ねじるように動かします。

4. 下から上に向かって、ふくらはぎの裏を指圧します。

妊娠線保湿ケア

妊娠中に肌が乾燥すると、急激な体型の変化についていけず、皮下組織が断裂して妊娠線ができてしまうことがあります。予防するには、肌がしっとりうるおった状態にしておくことが大事。ベビーオイルは、妊娠線を予防する保湿ケアにも使えます。余ったら、産後のベビーケアに使えるので、妊娠中から1本持っておいて損はありません。

1.おへそを中心に円を描くようにマッサージします。

2.外側から内側に向かって、らせんを描くように下腹部をマッサージします。

3.下腹部をそけい部に沿って左右にさすります。

ヘアケア

ベビーオイルは、ヘアオイルの代わりとして使えます。タオルドライした髪に塗り、ドライヤーで乾かすと、しっとりうるおいます。

ベビーオイルを使ったヘアケア方法はこちら>

ヘッドマッサージ

手のひら全体でベビーオイルを温め、頭皮と髪にもみこむようにして、指の腹で頭皮をマッサージしましょう。頭皮の血行が促されて、美髪を生み出す健康な状態に。リラックス効果が高く、顔のたるみアップ効果も期待できます。

ヘアスタイリング

ベビーオイルは、ヘアスタイリング剤としても使えます。半乾きの髪の毛にベビーオイルを塗り込めば、こなれた濡れ髪スタイルに! また、髪が乾燥してパサついて見えるときや、乾燥して短い毛がピンピンはねるときも、塗るとうるおいが出てまとまります。

ハンドケア

1日に何度も洗う手は、乾燥して肌荒れしがち。ベビーオイルはハンドクリームよりも保湿力が高いので、空気が乾燥する季節のハンドケアにもってこいです。マッサージしながら塗り込むことで、ツボが刺激され、血行促進にもつながります。

1.親指を使って、各指の付け根から爪に向かってらせん状にマッサージ。指の付け根部分にある合谷(ゴウコク)というツボも刺激します。

2.親指を使って、手のひら全体をもみほぐします。手のひらの中央にある労宮(ロウキュウ)というツボも刺激しましょう。

ネイルケア

ベビーオイルは、ネイルオイル(キューティクルオイル)としても使えます。爪や爪の生え際(甘皮)、爪の両サイドに浸透させることで乾燥を防ぎ、指先にツヤとうるおいを与えてくれます。

1.爪を親指と人差し指で挟み、爪の先端から生え際に向かってマッサージ。爪全体を抑えて、生え際にある爪母(ゾウボ)のツボを刺激します。

かかとケア

ガサガサにひび割れているかかとのケアにも、ベビーオイルはぴったりです。お風呂上がりなどの水分を含んだ状態のかかとに、優しくマッサージするようにベビーオイルをなじませましょう。その後、靴下を履くと、ラッピング効果で保湿力がアップします。

シェービングケア

ベビーオイルを塗ってからシェービングをすると、肌がカミソリの刺激から守られます。

掃除編

ベビーオイルは、掃除アイテムとしても優秀です。

革クリーナーの代用になる

柔らかい布にベビーオイルを染み込ませて革製品を磨くと、ツヤが出て、しっとりなめらかになります。財布や名刺入れなどの革小物や、革のソファ、靴のお手入れにおすすめです。

水回りのお掃除も

布やキッチンペーパーにベビーオイルを含ませて拭くと、ステンレスの水垢が落ちてピカピカに。ベビーオイルが表面をコーティングしてくれるので、しばらくは水を弾いて水垢がつきません。

番外編

ベビーオイルは、絆創膏やボディシールなどを剥がすときにも大活躍します。

いたい絆創膏を剥すとき

綿棒などで、絆創膏の上からベビーオイルを塗りましょう。しばらくすると、油分が皮膚と粘着部分の間に染み込み、簡単に剥がれます。

ボディシールを落とすとき

指にベビーオイルをつけて、ボディシールの上を軽く、くるくるとなでましょう。長時間貼って落ちにくくなったボディシールも、ボロボロと簡単に剥がれます。



美容だけでなく掃除にも!?万能なベビーオイルの使い方18選