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トンボ

過日、拙宅の庭の池に生えている水草(キショウブ)に何やら見慣れぬ虫が付いているのを目ざとい家内が見つけました。
「どうやら羽化しつつあるヤゴのようだ、近々脱皮してトンボになるよ」というのですが、そもそも水草についているのが脱皮前なのか、もぬけの殻なのかわからず、かといってヘタに触ったら拙いということで様子をみることにしたのですが、数日して家内が「もう脱皮してしまっていた」と抜け殻を見せてきました。
セミの抜け殻は見たことがありますが、トンボの抜け殻は初めて見ましたのでじっくり観察したのですが、大きさは5cmほどで実に精妙で驚きました。また背中の部分から脱皮を始めるというのも興味深いです。
トンボは何度も脱皮するようで、最後の脱皮を羽化といい,羽を広げた途端飛び去って行くとのことですが、その瞬間を見ることはどう考えても不可能です。

家内が調べましたら、庭で時々見かけるコウテイギンヤンマ(Königslibelle:胴体が水色で大きいのですぐに気づきます)の抜け殻らしいとのことで、抜け殻でさえも堂々としていて目の部分が光っているような錯覚に陥ります。
これはぜひ保存しなくては・・・と思い、蓋のついた透明のアクリルボックスを購入し、底に厚めのフェルト3枚を敷いて抜け殻を待ち針で固定し、小学生時代の昆虫採集を思い出して満足していましたら、翌日、翌々日と家内がさらなる抜け殻を見つけて家の中に持ち込んできたのには驚きました。
拙宅の小さな池でコウテイギンヤンマが少なくとも4匹が羽化したというのは私どものこの夏のトップニュースです。

小生が小学校低学年の頃、トンボはよく見かけましたが当時の地元の子供たちがシブチンと呼んでいたトンボ(どうやらシオカラトンボだったようです)が大半で、たまに見かける大きいトンボは単にヤンマと呼んでいました。胴体が水色だった記憶がありませんので、コウテイギンヤンマとは異種だったようです。
赤トンボはあまり見ませんでしたが、童謡(三木露風作詞、山田耕筰作曲)はよく覚えています。トンボが出てくるドイツの童謡は知りませんが、ポルカならヨーゼフ・シュトラウスの有名なトンボのポルカ・マズルカがあります。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでカルロス・クライバー(1992年)と小澤征爾氏(2002年)がこの曲を指揮していまして、音楽好きな方は覚えておいでかもしれません。わずか5分ほどの演奏時間ですが水面をスイスイと飛ぶトンボの軽快な動きがうまく描写できている音楽で秀逸です。ぜひ一度聴いてみてください。
(2022年7月)