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カレンドラ

カレンドラの花が先だって咲き始めました。
家内がいろんな薬草を庭に植えていますが、どういうわけかカレンドラは今までに栽培したことがなく、今年4月上旬に初めて種を蒔き、10日ほどで芽が出て、7月中旬~下旬に開花という順調な育ち具合でした。

カレンドラにはいくつかの特徴があります。
まず種ですが、ふつう種というのは、例えばヒマワリの種はどれをとっても同じ形同じ色合で区別がつきません。しかしカレンドラの種は大きさ、形など、同一のものがないのです。
カレンドラの種が個々違うことにより、トゲのある種は小動物の毛にくっついて移動することができ、数ミリメートルの軽い種は風によって運ばれて行き、種子の一部には蟻の好物が含まれていて蟻の巣の近くまで運ばれて行くといった具合に多様な分布の可能性があり、広範囲にわたる繁殖が可能となっています。

またカレンドラは一つの茎に多くの蕾を次から次へと付けますので、夏の間いつも開花したカレンドラをみることができるわけで、蕾⇒開花⇒結実というプロセスを並行してみることも可能です。

ふと茎が地表から折れているカレンドラが目に留まりました。
いつから折れているのか不明なのですが、カレンドラの生命力を考えれば、この状態のままで蕾の開花、ひいては種子形成が可能なのではないかと思えます。しばらく観察を続けることにします。

カレンドラの花の色は鮮やかな黄色~橙色です。
実は小生が一番好きな色は夕日の暈の色でして、海辺で見れれば最高なのですが海からほど遠いドイツの村に住んでいる都合で、身近に見ることは不可能です。しかしカレンドラの花を見ていますと、その逞しい生命力による輝きがあるように感じられ、夕日の暈に近い色と輝きを持ったカレンドラが小生の一番好きな花となって久しいです。
(2022年8月)